いさぜん旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 東鳴子温泉
≪2024年06月宿泊≫(1泊)
6月後半の10日ほどの重労働旅ともいう関西帰省で消耗しきって、あぁもう若くないなぁと痛感せざるを得ないほどの疲れとパフォーマンス低下に見舞われ、ならばやはり湯治だべという沈着冷静な判断に至ります。
もう何日も前から仙台も30℃超え、酷暑のなかの湯治で体調修復するにはヌル湯・冷房完備はマストで、もうここしかないでしょと前日HP宿泊予約です。
八幡平あたりまで行くのに比べれば我が家からはほんの庭先の距離で、ゆっくり家を出て岩出山あたりでB級グルメの記事ネタも仕入れ、12時過ぎに着宿です。
HP宿泊予約だと15時からしか着時間の選択肢がないのですが、実は湯治宿だから12時チェックインは普通にOKの宿なのです。
当日予想最高気温は31℃だったものの、まだ地面が灼けてないから20℃なかばくらいの感覚で走れて比較的快適に着宿しました。
入館しても館主と話がかみ合わなくて、前日からネット予約を確認していないらしく、でも空室はたっぷりというかそういうタイミングを見計らってるのでノープロブレムで先払いチェックインしましたが、宿泊料金は 失念しました オール込みで¥5020でした。
ちなみにその日宿泊者は2~3組だったみたいで、夕方頃は玄関前に車が3台ほど停まってました。
当然部屋の準備もできてなくて、帳場で完了を待ってたら猫番頭さんが挨拶しに来ました。
ご案内は208号室、外鍵があり踏み込み1畳入り口にはカーテン、客室部は6畳敷き、窓側に30cm幅の棚があってTV、炊飯器、食器入れ、下足入れ、他室内設備は座卓、お茶セット、エアコン、踏み込みに一扉冷蔵庫と設備構成お変わりなしです。
食器入れは鍋、食器、若干の調理器具があって、共用炊事場の常備品と合わせると簡単な自炊OKなのも変わらずですが、炊事場のコンロはコインコンロになってます。
コンセントは部屋隅テレビ下と冷蔵庫用の入り口近くに2口、窓は部屋幅全面で明るくて、でも障子が入っているだけで夏場は少々冷房が効きにくかったりします。
さっさと寝具の設営を済ませ、さっそく体調回復の本命である炭酸泉に向かいます。
同じ浴室で炭酸泉に隣り合った鉄泉は47℃あって、入る気にもなりません。
過労を強制リセットするため40℃の炭酸泉に2時間弱長湯し、一回部屋に戻り冷房ギンギンでたっぷり冷水を飲んでから再度1時間入浴し、体を整えます。
ちょっと前ならもっと成分の濃い湯に4時間くらいはいって平気だったのに、結構湯疲れして体力無くなったなぁと思えてしまいます。
あまりガツガツせずほどほどの入浴にして、ちなみに大浴場や中浴場には目もくれず、17時から夕食することにします。
冷食のグラタン、ニシン味醂、豚テキ、野菜炒めなどを、必要にして十分な水分で流し込みました。
疲労回復が目的だからよい子で21時頃には就寝、夜になると程よく涼しくなったので窓を開けて外気を入れてよく眠れました。
翌朝は5時過ぎに自然覚醒したのですが湯疲れで体が動かず、行動開始は朝6時になりました。
炭酸泉に直行して8時前まで体を覚醒させたうち、5分ほど入浴する客が2人ほどいれかわったもののほぼ貸し切りでした。
今日も予想最高気温は30℃超えだそうで、でも昨夜からの雨で朝はそれほど暑く感じなくて済みます。
一旦軽い朝食と撤収準備に部屋に戻り、冷房をギンギンに効かせてクールダウンし、9時半ちょっと前に炭酸泉に仕上げの再突入です。
炭酸泉はいつも9時前に掃除換湯が始まり、このタイミングだと20cmくらい湯がたまってるはずなのですが、今日は作業開始が遅れたようで、まだ10cmちょっとしか湯がたまっておらず、そこに入浴強行して半身浴することにします。
10時まで粘ってまだみぞおちあたりまでしか湯がたまってなかったのですが、潮時なので切り上げることにしました。
早朝はそれなりの降雨だったものの小雨になって、過ごしやすい温度での撤収になりました。
昔に比べたらあっさり軽めの湯治になりましたが、それなりに疲労感は取れました。