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水上旅館
東北(岩手県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
花巻 台温泉

≪2024年10月宿泊≫(1泊)

今年は遅まきながら10月中旬近くようやく秋田駒中腹の定宿に湯治に行って、例によって途中で一息つかないと仙台に帰れないヒトで、でも頻繁にリピートしていた夏油温泉観光ホテルは身売り休館中、ゆえにここしか一泊する選択肢がないわけです。

数日前に予約電話を入れて、ちょっと早め14時頃についてゆっくり入浴したいと予約成立、一泊¥3500でのお泊りです。

当日は近隣気がかりスポットをそれなりクリアして、ちょっと早く着いちゃうかなーと思ってたら案の定13時半に台温泉についてしまいました。
岩手 台温泉
岩手 案内看板

仕方なくお宿指定場所に車を押し込んで、旅館半分近く廃業してめいっぱい寂れた台温泉を散策して戻ってきたら、ちょうど車を見とがめられてるところで、それをきっかけに宿に突入しました。
岩手 水上旅館

部屋は例によって2階、階段上がってすぐ右手の3号室(3人部屋)で台温泉のメイン通りに面した部屋です。
岩手 水上旅館 3号室
岩手 水上旅館 廊下

部屋入口はふすま(鍵なし)で踏み込みなしで6畳敷き客室になっており、障子と窓の間30cm幅くらいの棚があって、入口横に床の間がある部屋です。
岩手 水上旅館 3号室
岩手 水上旅館 3号室

襖で仕切られた隣の部屋(2号室6畳)に布団が敷かれてて布団乾燥機が刺さってて2間使いの結構リッチな泊りになります。
岩手 水上旅館 次の間
岩手 水上旅館 次の間

当宿は1日一組しか受け入れしない宿で、貸し切りを満喫できる宿でもあります。
寝具はマットレス+木綿敷布団+タオルケット×2+木綿掛け布団で、よく乾いた快適に眠れる寝具でありがたいことこの上ありません。

部屋備品は和テーブル、こんなに早く着くと思ってなくて湯のご用意が遅れたお茶セット、6チャンネル映る20インチワイドくらいの無料デジタルテレビ、床の間に小さな鏡台といったところです。

アメニティはいつも使わない浴衣とティッシュ、ポーションのブレンディカフェオーレ、お煎餅と昆布飴、昆布飴なんて見たの何十年ぶりだろう昭和の味ちゅうヤツですね。
岩手 水上旅館 昆布飴

コンセントはテレビ脇に3口×1、2号室にも2口×1があります。
部屋幅全面が窓で明るい部屋ですが、障子がはいっているだけなので遅くまで寝坊するのは少々まぶしくて厳しいし、厳冬期は窓に結露して室内乾燥は厳しそうな気はします。

風呂は玄関から直進突き当りのS字の半螺旋階段を1階下がった、浴槽2槽のレトロな貸し切り浴室です。
岩手 水上旅館 階段
岩手 水上旅館 脱衣所

シャワーも混合栓もシャンプーも石鹸もない、いたって昔風の風呂ではあります。
岩手 水上旅館 浴室

浴槽は眼鏡型の1.5m×2mくらい×2で、今日はちょっとまだヌル目だそうで、なるほど14時入湯で低温側の左浴槽が40℃、ベリーグッド自分向きでちなみに右側はいつも少し高温です。
岩手 水上旅館 白熊

こちらの風呂は廊下側の小さな源泉槽の給湯穴に木の杭を刺して給湯量をコントロールして入るシステムで、今回も言わずもがな杭をガッツリ刺して低温維持するのですが、漏れがあってジワジワ温度が上がります。
岩手 水上旅館 源泉槽
岩手 水上旅館 源泉槽

何年か前までは日帰り入浴客に割り込まれることがあったのですが、日帰り受け入れはやめたんだそうで延々貸し切りやりたい放題満喫できます。

2時間ほどしたところで女将が心配して様子を窺いに来ましたが、悪いが絶頂長風呂中で追い返し(汗)都合2時間半の長風呂を楽しみました。

チェックインしたときに17時頃に持ち込んだ食材をレンチン頼みに行く、とお願いして、2分前に持ち込みご飯を持っていきました。
こちらでは食事提供も自炊設備もなく基本持ち込みで、でも客の夕食に合わせて汁物をサービスしていただけるので、食事はいつ始めたいか明確に意思表示するほうがいいのです。

今回は紫波で仕入れた弁当を持参したのでそのご飯を温めていただき、お宿のサービスの水餃子鍋も定刻に美味しくいただきました。
岩手 水上旅館 夕食

けっこうボリューミーで、なにしろ野菜が几帳面に10ミリメートルで刻まれてて、自分には到底できない芸当です。
食べ終わったら階段最下段に食器類を返却するのがお約束になります。

持ち込みの弁当はメインは白身魚の南蛮漬け、チーズチキンカツ1枚、筑前煮とほぼ昼食の料理と被っててまぁ旨いからいいとして、鶏唐揚げ一粒だけが新規でした。
ご飯は昼と同様の軟らか炊きでコンビニおにぎり1.5個強、近ごろは昼夜料理が被っても気にならないくらい包容力向上したので美味しくいただき、程よく水分も摂取しました。

満腹になり、湯の効能もあってあすは爆発的に元気に違いあるまいと思いながら、やることもないので21時に就寝します。

朝は6時過ぎ行動開始、例によって朝風呂ですが湯温は推定46℃、躊躇なく40℃くらいまで加水して7時前まで体を覚醒させます。
岩手 水上旅館 浴槽

昨夜女将に、朝6時過ぎにお湯ポットをもって降りるから、7時に湯を入れておいてねとお願いしていたので、7時に朝の差し入れとポットを持ってきていただきました。

差し入れは温玉、ポテトベーコンサラダ、吸い物とバナナヨーグルトで、自分の朝食にはちょうど良い量で、持参のコーヒーを入れて飲めば完璧です。
岩手 水上旅館 朝食

食事を終えて8時過ぎから1時間半、近所のネコが窓の外から見守る中〆の入浴を満喫して撤収したのですが、お会計の時に長時間入浴して体調が変にならないのかまじめな顔で聞かれましたが、鍛え方が違うのです。
岩手 水上旅館 浴槽
岩手 水上旅館 猫

そういえば脱衣所に貼り紙があって、卵を持ってきたら温玉加工していただけるらしいことに気づきました。
岩手 水上旅館 貼り紙

朝の温玉は自家製の可能性が高そうです。

なお泉質表示が2枚貼ってあって、経緯を尋ねたら自家源泉の恵の湯と台温泉2号泉を混合して使ってるとのことでした。
岩手 水上旅館 泉質表示
岩手 水上旅館 泉質表示

台温泉の奥側の宿はもうほとんど廃業してて理由はぜんぶ後継者問題だそうで、何本もの自家源泉が途絶えていて、当館も先々どうなるのか、心配しながら引き揚げました。

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