いさぜん旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 東鳴子温泉
≪2025年06月宿泊≫(1泊)
正直苦痛ながらやらなきゃ仕方ない、兵庫県の先祖の供養や実家片付けを今年もなんとか乗り越え、10日間ほどで今年もヘトヘトになったのでした。
その間も久しぶりの阪神界隈で飲み歩いたり結構アクティブ確実に予定をこなしてたんですが、暑い兵庫からまぁまぁ涼しい仙台に戻ってなんか急にガクッと、とまではいわぬものの体の芯にまとわりついた疲れがのしかかり、やはり此処は湯治しかないと沈着冷静に判断したわけです。
梅雨はどこに行ったかと思える結構な暑さ、ならば部屋に冷房のあるナマヌル湯がベストチョイスということでこちらでプチ静養することにしたのです。
自炊宿泊一人一泊オール込み¥5020で、ヘトヘトになる前に公式ホームページからの予約でした。
※ちなみにどうも、宿泊翌週に税込み¥5500に値上がりしたみたいで残念です。
HP予約のチェックインタイムは参考としてなんの遠慮もなく13時ちょっとすぎに着宿、車の下で寝そべるにゃんこのお出迎えを横目に入館して、タオルとひきかえに宿泊料金前払いでチェックイン終了です。
今日のお家もここ数年ご贔屓の208号室、下足は持参して室内下足入れに収納するのが当館ルールになります。
帳場を左に進んで階段を上がって自炊場の斜め向かい、踊り場にWiFi親機を見ながら入室します。
踏み込み半畳の入り口にはカーテン、客室部は6畳敷きで、窓側に30cm幅の棚があってTV、炊飯器、食器入れ、下足入れ、他室内設備は座卓、お茶セット、エアコン、踏み込みに一扉冷蔵庫と設備構成お変わりなしです。
セルフ敷きの寝具の掛け布団・毛布・木綿敷布団×2があって、これをセットするのが入館最初の仕事になります。
コンセントは部屋隅テレビ下に2口×1と入り口横に冷蔵庫用2口×1、まぁ不足はありません。
寝具設営後はなにはともあれ風呂に突入ということで、13時40に炭酸泉に向かったものの先客、どうやら女性みたいだったのでやむなく大浴場で混浴場の動静をうかがいながら42℃の湯に入ります。
10分ほどで人の気配が無くなったので、すかさず混浴に向かいました。
14時から16時まで40℃の炭酸泉で、出る前20分ほど爺ちゃが入ってきた以外は貸し切り入浴です。
近頃炭酸泉は泡付きが弱い感じで弱い燻製臭・ジンジャエールくらいの色付きは変わりなしです。
鉄泉は44℃で、入浴中一人客が2度くらい入浴客があった気配で、自分はこちらには例によって一瞬浸かっただけです。
いったん給水と夕食用意にあがって16時過ぎから小一時間再入浴し、今度はフルに貸し切りを満喫します。
17時にあがって夕食というか一人宴会の始まりです。
2階の共同炊事場にはコインコンロが4基、蛇口3口と給湯機のある流し、ちょっとした調理器具や包丁まな板、食器洗い洗剤、電子レンジなどがあります。
部屋の食器を使って、豚コマ焼肉&焼きそば、しめ鯖、小エビのフライ、ハンバーグ、野菜炒めに十分な水分を摂取しました。
体をいたわるのが今回の主要目的だから、就寝は21時過ぎのよい子です。
翌朝は6時起床、すかさず炭酸泉を攻めて40℃を貸し切りです。
あさイチだとわずかに泡付があります。
8時にあがって軽く朝食と撤収準備ののち、例によって換湯してまだ湯がたまってない炭酸泉に9時に強行突入します。
この半身浴も毎回楽しみなんですが、でも今回は湯の溜まり具合が遅くてわきの下くらいまで湯がたまったところで10時になり撤収しました。
中浴場は半身浴に行く前に覗きはしたけど、写真を撮っただけでスルーしました。
今回は208号室周辺で4室くらい泊りがあったようで、近頃人気が出て来たみたいです。