ITコーディネータ システムアナリスト 西川雅樹のホームページ


湯治で使える小技
Tips01 投宿・即入浴後、キンキンに冷えたビールを飲む

はい、ご懸念の通りしばらくネタ切れのツナギです。軽く読み流してください m(_ _)m

それなりの距離をひた走ってようやく今日の宿にたどり着き、早速お風呂に飛び込んでドライブ疲れと日頃のストレスを癒したあとは、やはりキンキンに冷えたビールを飲んで生きてる喜びを味わうのが正統派(?)の温泉ファンというものです。

とはいえ、宿に「リーズナブルなお値段で」「キンキンに冷えた」「自分の好みの」ビールが毎回タイミングよくあるとは限りません。というか無いほうがが多いです。
なので自分の場合は、滞在中に消費する分はそれはそれで持っていくとして、初日の風呂上りの1杯用のビールは必ず、キンキンに冷えたヤツがすぐ飲めるよう、ぬかりなく準備していきます。
タマに忘れ物をすることもありますが、これだけはしくじったことがないのです(笑)

ちなみに自分の場合、1時間くらいのんびり温泉に浸かったあとだと、適温といわれる4℃よりさらに冷やした2℃くらいのビールを好んで飲むのです。それも子供の頃から慣れ親しんだキリンラガーに限ります。

具体的にどうしているかということですが、まず、発泡スチロールの箱を調達しておきます。
よく見かけるこんな↓やつです。
発泡スチロール箱は湯治に冷えたビールを持っていくのに最高!

モノにもよりますが魚屋さんとかスーパーでねだるとタダで呉れたりしますし、気が小さいヒトはホームセンターあたりで販売していますので探してみるとよいでしょう。
ビール冷却用は小ぶりのものがいいですが、大き目のヤツも自炊湯治滞在用の生鮮食材を宿に持っていくのにとても重宝しますので、これは湯治のマストアイテムですね。
レジャー用のクーラーボックスなどは、個人的には重くてかさばるので嫌いです。

で、これに前夜から冷蔵庫で冷やしたビールを詰めて持っていこうとする訳ですが、ここで問題がひとつ。家を出て宿まで行って1時間くらい風呂に入ると、冷蔵庫から出して優に6時間、日帰り湯などに立ち寄ったりすると9時間くらいは経過してしまい、せっかく冷やしておいたビールは保冷しているといってもやはりナマ温くなってしまいます。
デパ地下などででもらえる使い捨て保冷材とかレジャー用に売っているリユーサブルな保冷パックを使う手もなくはないですが、それをもって帰るのも荷物が多くなってうっとおしいものです。しかも温くなるのはある程度防いでくれるけど、思ったほどは冷えないですしね。

で、Tips01の登場(といってもたいそうなハナシじゃないまさしく小技)です。

自分の場合は必ず、宿に着く3~4時間前に地元のスーパーに立ち寄ることにしています。
そこでお礼の気持ちもあって少し食材を購入したりもするのですが、立ち寄る目的はただひとつ、サービスでおいてある氷(お客さんが生鮮品を購入した際に家まで保冷するためのもの)をゲットするのです。

そこそこ大きいスーパーならたいてい、レジカウンターの後ろに「ご自由にお使いください」とクラッシュアイスの自動製氷機が据えてありますので、ビール1缶なら備え付けてあるビニール袋に2袋程度、袋に1/3くらい氷をいただきます。ビール+缶チューハイだと3袋くらいでしょうか。袋いっぱいに詰めてしまうと缶の形にフィットしなくなって冷却効果が落ちるので、冷えすぎビールが好きな自分はあえてユルユルに入れるようにしています。これは目標温度の好み次第ですが。

ほかに生鮮食材を持ち運んでいるときは、それ用にもう何袋か(勝手に)分けてもらいます。
融けた水で食材が濡れるのがイヤなら、ビニール袋は2重にしておきましょう。
なお、他のお客さんのことも考えて、ちゃんとわきまえて氷をもらわないといけないのは言うまでもありません。

こうして氷をゲットして保冷箱の中のビールに添わせておけば、風呂上りには文字通り「キンキン」に冷えたビールが仕上がっています。

プハ~ッ!と、日頃の憂さも忘れて飲み干してください。
湯治に来て良かったと心から思える、至福のひと時をすごせること請け合いです。

おわり