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湯治で使える小技
Tips07 湯治滞在で快適清潔に眠る

たいていのお宿は、格安の湯治宿であっても敷布団シーツと枕カバーは洗濯したものを用意して頂けます(少なくとも初日だけは)。でも掛け布団シーツとなると、そこそこの宿泊料金の宿でも、洗濯したての清潔そうなものが使われていることは少ないように思えます。

その点では蔵王の堀久旅館さん(掛け布団用の衿カバーあり)とか、清潔好きの女将さんがマメにシーツを洗濯している鳴子西多賀旅館さんあたりは、とても心配りができていて好感が持てます。
おもてなしは斯くあるべしというヤツで、経営不振のお宿にはちょっとくらいは見習ってもらいたいモンです。

逆に宮城北部の大温泉地の某国民宿舎に泊まったときなど、ほんのわずかではあるものの掛け布団シーツに血痕が付いていて、一瞬ドン引きした記憶があります。仕方ないしちょっとだけだからそれで寝ましたけど、設備やほかの接遇が際立っているならまだしも、ボロい+食事がひどいうえに清潔感もないときては、いくら有名な薬湯があるといってもさすがの自分もリピートする気にはなれません。

で、Tips07の登場(といってもたいそうなハナシじゃないまさしく小技)です。

キレイ好きのかたは(それほどでもないヒトも宜しければ)、掛け布団シーツを持参しましょう。
安ければ¥1000ちょっとで売ってます。
布団をシーツの中に押し込むのが面倒な向きには、襟元だけ覆うタイプもありますし、敷布団シーツを持っていって掛け布団を内側から包むだけでも清潔な自前のシーツで寝ることができます。

少なくとも、見知らぬ数多くの赤の他人が頬ずりしたりヨダレや鼻水を染込ませたかもしれない掛け布団シーツに、無意識のうちに自分も頬ずりしてしまう <(lll゚Д゚)> ことは回避できるのです。
ほんのわずかな荷物の追加で、清潔安心な眠りにつくことができます。

まぁ、多くのお宿のおもてなしのモチベーションが向上すればそんなことしなくても済む、という意見もなくは無いですが、なにせ湯治というのは本来はすべて持ち込み、布団だって自前ですからね。


おわり