ITコーディネータ システムアナリスト 西川雅樹のホームページ


東川原湯旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 鳴子温泉

≪2008年04月宿泊≫(1泊)

東川原湯旅館は2014年03月末で廃業となりました。心から残念です。

今回の温泉滞在は鳴子温泉ですが、新規温泉宿の開拓ということでいつもお世話になる定宿には不義理をしての1泊2食宿泊@7000です。

お世話になった部屋は2階の「桐」、南向きで和室10畳+和室6畳+踏み込み+床の間、水洗洋式トイレ・洗面つき、というまことに広々した部屋です。
次の間があっても結局特に使わなかったんですけど、次の間があるってなんとなく豊かな気持ちになって、なかなかいい感じですね。

宿の室割表によれば、この部屋は定員8名になっていました。
たまたま他にお客さんがいなくて、一番いい部屋にしてもらえたんでしょうかね。

室内設備は、テレビ(無料)、冷蔵庫(80リットル程度)、部屋鍵あり、鏡ありです。
室内コンセントは10畳間に2口×2箇所、6畳間に2口×2箇所あり、電気使い放題です。
金庫はありませんでした。
アメニティーではコップなし、浴衣・フェイスタオル・歯ブラシあり、ティッシュなし、お着き菓子あり、といった感じです。

ここんちの暖房は少し変わった仕組みです。窓側壁沿いに木枠で覆った直径10cmくらいの鉄パイプが敷設してあって、これに温水を通すことで室内を暖めます。
時々ゴボゴボ音がしますが、なかなかクリーンでよいと思いました。

こちらのお宿、国道47号線沿いの立地ではありますが、40mくらい距離があいているのとご厄介になったお部屋が国道と反対側(南向き)なので、それほど通行音は気になりません。

食事は朝夕とも、部屋食でいただきました。
(夕食)やや品数の多い定食、といった感じですかね。
でも惣菜を買ってきて並べただけ的な印象も。。。。
宮城県鳴子温泉東川原湯旅館夕食
(朝食)シンプルでした。
宮城県鳴子温泉東川原湯旅館朝食

ちなみに「基本情報」にも書きましたが、こちらの硫黄風呂は、大浴場・家族風呂とも強い硫黄による腐食が相当進んでいて、それに加えて浴室内いたるところに好硫黄性の苔とおぼしきものが繁殖しているので、ビジュアル的には相当「おどろおどろしい」ものがあります。青森の三内ヘルスセンターも強烈な硫黄泉ですが、やはり男女浴場の仕切り壁に緑色の苔みたいなのが繁殖しているのを思い出しました

芒硝泉風呂のほうは普通のビューだからぜんぜん大丈夫ですけど、普通のヒト(ディープな温泉マニアになりきれていないヒト)は硫黄泉に入るのがためらわれるかも知れません(というか、多分ムリでしょう/笑)。
こんな感じですがわかるかな?
宮城県鳴子温泉東川原湯旅館大浴場
宮城県鳴子温泉東川原湯旅館大浴場
でも、一部マニアのあいだではここのお湯の評判いいんですよ。
所詮は好みの問題といえばそれまでです(笑)

いきなり宿泊するよりは、まず日帰り入浴訪問で偵察してみて、自信が持てれば宿泊してみるのが良いと思います。

↑トップ