あぶら山
東北(山形県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
新庄 新庄温泉
≪2008年11月宿泊≫(2泊)
旅館あぶらやまは2011年2月現在営業をしていません。
2010年1月で閉めたとのことです。残念。
一部の温泉ファンに根強い支持を誇るあぶら山にきました。根強い支持の理由は、
・無色透明だが臭素くさくてローション系(ヌルヌル度ばつぐん)のお湯
・B級感満点(廃屋化したり倒壊した旅館に囲まれていてゴーストタウン状態/笑)
なのです。
お湯はほんと、あったかい洗剤に入っているようなのですが、なにぶん周辺の寂れが結構すごいので、普通のヒトではなかなか
宿泊する勇気は湧かないだろう、っていうお宿です。
宿自体も少なからず老朽化しているし、まるでB級感の宝石箱状態ですな。
注:
B級だB級だと言ってますが、別に「けなしている」ワケじゃありませんからご了承ください。
個人的にはB級嫌いじゃないし、B級であることが悪いとは思っていないので。日帰り入浴ブログの皆さんもほとんどがB級だって言ってるしね。
問い合わせると宿泊料金は標準では1泊2食@8,500~だけど相談に応じる、ということだったので1泊目を@8,500で、
2泊目は@8,000で仕上げてみてもらうことにしました。
2日間お世話になったのは101号室(階段上がって2階すぐ右手)です。
8畳+踏み込み(約2畳)+床の間(約1畳)+洗面コーナー(約2畳)の広さで、室内設備は洋式ウォームレットトイレ、金庫なし、
テレビあり、セントラルヒータあり、化粧台・洗面台あり、湯沸しポットあり、1ドア冷蔵庫(80リットルくらい)あり、
和テーブル・洋服かけあり、といった感じです。部屋にちゃんと鍵がかけられます。
個人的に有無が気になる室内コンセントは、2口×1@床の間(TV・湯沸しポットに使用)、2口×1@洗面コーナー、
2口×1@洗面台横(洗面台・冷蔵庫に使用)、セントラルヒータ横に1口×1(ヒータ用)です。
室内で電源がほしければ、テーブルタップかなんかでも持ってきなさい、ってことですな。
部屋はこんな感じ↓で少々古いですが、不快感はありません。
周辺・建物外観から受ける印象ほど、客室自体はB級なわけではありませんね。
窓からは、高台に立地することもあって遠く新庄の町並みを見晴らすことが出来ます。
写真中央に見える赤い屋根の建物も旅館で、営業はやってるみたいでした。
アメニティ系ではお茶セット&お茶菓子あり、浴衣・丹前・タオル・歯ブラシありです。
※ちなみに2泊目には歯ブラシが出ませんでした。女将さん曰く「忘れてた」だと。
チェックインするなりお茶菓子がいきなりいい味出します。
いまどきお着き菓子としては意表を衝くシブさの、おつまみ昆布とカレー味乾燥そら豆かなんかだったと思います。
1泊2食@8,500の晩御飯↓(2枚に分けて撮影しましたが少し画像が重複してます)
鮎は天然地物だとおっしゃってたように思います。
続いて朝ごはん
(他のお客さんと同内容に見えたので、朝食はお値段によらず共通なんでしょう)
せっかくなので、館内の様子ご案内です。
玄関からフロント・階段方向。自販機類と、半分近いボックスが故障で使用不能の貴重品ロッカー
2階から見たソファーと商品陳列棚(スナック菓子やカップめん、などなど)
2階別方向から玄関方向、階段の下にフロントが少しのぞいて見えている
2泊目1泊2食@8,000仕上がりの食事はこんな感じ。
(夕食)
(朝食)
2泊目朝食にはインスタントコーヒーが出ました。聞けば1泊目には出すのを忘れてたのだとか、女将さんちょっとお忘れ事が激し過ぎやしないか??