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かしわ湯
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき番外編

≪2011年03月≫

地震後第1湯は(残念ながら温泉ではなく)仙台市内の沸かし湯の銭湯でした。
お世話になったのは仙台市一番町1町目にある「かしわ湯」。
湯あがりに服を着ながら聞いた近所の爺っちゃの話では、50年以上前から営業している銭湯だそうです。

3/11地震当日はさすがに風呂どころではありませんでしたが、翌日にはすでに風呂に入りたくなりました。
地震の直後は生きるため飲み水・食べ物などを確保することが第一優先になりますが、飲み水・食べ物・カセットコンロなどもそれなりに備蓄していたので(阪神大震災の経験はダテではありません)経験上次に困るのが風呂なので早めに入浴しておこうと考えたのです。
阪神のときはガスが開通するまで1カ月かかりましたので、風呂の確保は長期戦になります。

自宅は案の定停電していたので、フル充電できていたノートPCとFOMA・L-05Aを使ってツイッターを調べまくり、仙台の町中では「かしわ湯」が3/14の15時から営業するという情報を掴んだのが3/12深夜でした。日中は帯域制限があってインターネットなぞ見もできませんでしたけど。

当日は仕事を午前中で切り上げ、いそいそとかしわ湯に着いたのは14時前でしたがすでに前倒し営業開始していました。その時点で女性50人待ち、男性は5人待ち、という感じです。少し待ったら入浴できました。
@400くらいだったと思います。15時過ぎには「お湯がなくなった」とのことで営業終了したようです。

浴槽は1.5m×3.5mくらい、洗い場は蛇口・シャワー14基で、シャンプー・石鹸などは持ち込みするか番台で購入です。しばらく風呂に不自由するハズなのでしっかり体を洗いました。

かしわ湯はシャワーも含めボイラー焚きで、燃料事情が回復しないと営業できるのはたぶんせいぜい1週間くらいでしょう。また仙台町中の銭湯は数件、仙台近郊のスーパー銭湯も数件なので、継続営業できるとしてもザラに数時間待ちになると思われます。

地震後第2湯以降はおおむね市外出張せざるを得ないでしょうね。


地震後第2湯 山形「臥竜温泉保養センター」も見る

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