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ホテルふじや
東北(福島県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
喜多方 熱塩温泉

≪2011年09月宿泊≫(1泊)

今日は前泊の那須・北温泉出発に手間取って(思いのほか宿玄関→駐車場の時間がかかるのです)スケジュールが押してしまったので、途中立ち寄る予定だった郡山の東北原温泉の入湯を断念して
●喜多方の食堂なまえに直行して極太手打ち喜多方ラーメンで昼食
●日中温泉ゆもとやで日帰り入湯
●熱塩温泉共同湯に入湯
とこなした後に宿に到着しました。

着いてみたところ宿玄関前は車を停めるには少し狭そうだったので、50mくらい離れたお寺前の広場に駐車してのチェックインです。
当初は1泊2食@6450で宿泊予約したのですが、たいして変わりばえのしないであろう宿の朝食をとるよりは喜多方まで移動して朝ラーするほうがいいと思いつき、1泊夕食付@5400に変更していただいてお世話になりました。

基本宿泊プランでの宿泊でしたが、ほかに2輪車ライダー向けの「ツーリングプラン」とか「老人会宿泊プラン」など、条件付きながらリーズナブルな選択もあるようです。

福島 ホテルふじや 玄関
福島 ホテルふじや 玄関

部屋は2階の202号室、踏み込み2畳くらいの中に部屋トイレがあって、次の間2畳、客室7.5畳+幅20cmくらいの板の間からなる部屋で、鍵がかかります。
踏み込みはちょっと部屋トイレのブースのせいで狭いです。
客室内設備は、次の間に商品売り切れで冷凍室だけ使える状況の自動清算式冷蔵庫と、電源入りっぱなしの空気乾燥機があり、押し入れ内には金庫があります。客室内に洗面台があり、部屋トイレは和式水洗を洋式温熱便座水洗に改造してあります。
ほかにはエアコンと30インチワイドくらいの6チャンネル映る地デジテレビ、タオル干し、座布団1枚、ちゃぶ台、お茶セット(緑茶結構たっぷり)とポットがあり、アメニティでは、お着き菓子(ホテルふじや名入りの「観音餅」)。鏡、ティッシュ、浴衣×2、フェイスタオル・歯ブラシがあります。 
福島 ホテルふじや 202号室内
福島 ホテルふじや 202号室内
福島 ホテルふじや 202号室内
福島 ホテルふじや 202号室内
福島 ホテルふじや 202号室内

コンセントはテレビ後ろに2口×1(テレビで一口使用)、客室の入口近くに2口×1(冷蔵庫で一口使用)です。窓には障子がはまっています。

寝具は羊毛敷布団×3、羽毛掛け布団×3、そばがら風枕×3で、寝心地はまずまずです。 

お風呂は「観音風呂」と名付けられた男女別大浴場が一つあります。
浴槽はひとつで、熱塩というくらいでよく温まる熱めのノックアウト系の食塩泉ですが、お湯の投入量は少なめでやや鈍っている印象でした。
福島 ホテルふじや 大浴場 脱衣所
福島 ホテルふじや 大浴場内
福島 ホテルふじや 大浴場内
福島 ホテルふじや 大浴場内

夕食は18時でお願いしましたが、18時過ぎても全く音沙汰がなくて18:10にフロントに問い合わせたところ「準備させます」とのことで、さらに少し待ちました。
やがておばさんが食事を部屋に持ってきてくださいましたが、部屋に入るなり「今なでしこジャパンが1点入れたんですよ~!」だって、客に夕食出さずにTV見てたんかyo!と思って突っ込みたくなりましたが、大人げないのでやめました(笑)
福島 ホテルふじや 夕食

貝の沢ほどのコストパフォーマンスではないものの、値段と客室設備を考慮すればまずまずでしょうか。「足らなければ白ご飯もお出ししますよ」とは言ってもらったのですが、太るだけなのでご遠慮しました。
夕食食器を下げに来ていただいたときにお冷やポットを持ってきてもらえたのは高評価です。
あわせて布団敷きもしていただけました。

さすがに自炊用の設備はありませんが、通常宿泊プランで2食付き@6450とリーズナブルなのでここでは無理に自炊することもないでしょう。コインランドリーも見かけませんでしたし、どうも近辺では自炊湯治をやっている宿はなさそうな情報でした。

こちらのお宿のユニークなところは、毎日10時~12時、大広間で無料で見られる劇団芝居(はっきり言うと田舎芝居)をやっているところです。自分がチェックインしたとき(15時頃)にはちょうどリハーサルをやっていて、若干廊下はウルサかったのですが、客室は大広間から離れていて特に気にはなりませんでした。
宿の女将さんが昔劇団にいたからとか、なんかそういういきさつみたいです。

従業員のおじさんは廊下ですれ違っても挨拶もしないし、朝廊下に「あついお湯ポット」というのがあったのでそれを使ったがナマヌルかったり、若干オペレーションに改善の余地はありますが、格安でのんびりできるのはよいでしょう。

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