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最上屋旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
白石 鎌先温泉

≪2012年01月宿泊≫(1泊)

年末から年明けしばらく土日なしで仕事をしていてヘタばったので、ちょっと一息付きにやってきたのが鎌先温泉、最上屋旅館さんです。
秘湯を守る会のお宿で結構規模は大きく、自炊湯治も受け入れています。
宮城 最上屋
宮城 最上屋
宮城 最上屋

お世話になったのは旧館2階の22号室、旧館中央部あたりの道にせり出した客室部の南西の角部屋で、1人1泊だと@4200+消費税@210+入湯税¥100です。

ちなみに2泊だと本体価格@4000×2と、長期滞在でだんだん安くなるようです。

室内6畳+踏み込み0.5畳、南側と西側が全面窓で明るく、障子入りになっています。
宮城 最上屋 22号室
宮城 最上屋 22号室内
宮城 最上屋 22号室内
宮城 最上屋 22号室内

窓の外に小さな縁側みたいなのがあって、この時期冷やしたいものがあったりすると重宝です。
宮城 最上屋 旧館外観

室内設備は小さな鏡台、100円の25インチデジタルテレビ(8チャンネル)、和テーブル、タオル掛け、ファンヒータ(オプション暖房で、1回給油あたり@700)、ポット、お茶セットです。
部屋に鍵がかけられます。
宮城 最上屋 22号室鍵

アメニティはなにもありませんが、「合わせ焼き」というモナカを薄っぺらくして皮が湿ったようなお着き菓子がありました。
宮城 最上屋 お着き菓子

コンセントはテレビ後ろに2口×1(TVとファンヒータ用)、押し入れ横に2口×1です。
寝具は押し入れの中に木綿敷布団2+マットレス1+毛布4+木綿掛け布団2+枕×2がありました。

風呂は旧館1階に男女別の内風呂が一か所で、掛け流し(加温のみあり)の笹濁りのお湯です。
長風呂するとのぼせそうなよく温まるお湯と見受けられましたが、入浴客が多くて写真はなしです。

自炊の炊事場は流しとコインコンロと冷蔵庫とやかん×2があるくらいで、食器とか鍋釜類は常備していないようです。むろん、お宿に頼めば貸してはいただけると思いますが、まぁ炊事場の設備から見てそれほど自炊湯治の受入れを考慮しているわけではなさそうです。
宮城 最上屋 自炊炊事場

本館はかなり古い木造建築でそこここに昔の趣を残していますが、手入れはされていて女性受けしそうなインテリア等も配されているので、良い塩梅に味を出しています。
宮城 最上屋 本館内
宮城 最上屋 本館内
宮城 最上屋 本館内
宮城 最上屋 本館内

このご時勢で、かつては湯治場だった鎌先温泉も、自炊湯治を受け入れているのは最上屋さんだけになってしまったそうです。
なんとか東北の湯治文化を、いつまでも守り続けて欲しいと切に願います。

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