ITコーディネータ システムアナリスト 西川雅樹のホームページ


最上屋旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
白石 鎌先温泉

≪2012年01月宿泊≫(もう1泊)

実は今回は少しのんびりしようと最上屋さん連泊にし、2泊目は2食付きにしてみたのです。
ホームページを見ると震災復興プラン@7000(+消費税¥350+入湯税¥150)という格安プランが3月末まであって、どんなものか気になったので。

自分は前夜に自炊宿泊でお世話になった旧館の22号室に居続けでもよかったのですが、プラン設定の関係で朝10時頃に本館2階「若草」に移動となりました。
部屋は9畳らしいのですが、踏み込みが部屋の中に1畳分ほど入り込んでその面積分狭い変形部屋です。西側窓外はベランダ、部屋東壁際は床の間になっています。
宮城 最上屋 若草の間
宮城 最上屋 若草の間室内
宮城 最上屋 若草の間室内
宮城 最上屋 若草の間室内
宮城 最上屋 若草の間室内

室内設備は小さな鏡台、無料の25inアナログTV(8ch)、エアコン、和テーブル、座イス、タオル掛け、ファンヒータ(オプション暖房)、ポット、お茶セットで、炭があるわけでもないのになぜか火鉢があり、部屋に鍵がかけられます。
さすが格安プランといっても旅館宿泊なのでテレビ視聴も無料だし、浴衣、丹前、タオル、歯ブラシ、ティッシュとアメニティがあります。使いませんでしたけど。

コンセントは床の間テレビ後ろに2口×1、窓際に2口×1です。

因みにこの部屋の下は宴会場になっています。当日は宴会がなかったのでどうってことはありませんでした。

13時頃、外出(白石の中華亭でミソタンメン/美味し!)後に帰室したときに、お部屋係のおじさんの「布団敷きましょうか?」はなかなかナイスタイミングでした。木綿敷布団×2+木綿掛け布団×2と、襟元シーツが付いているのがさすが旅籠宿泊です。

当宿は貸切風呂があるのですが、聞くと30分くらいなら無料で貸切してもらえるのだそうです。
たぶん使用開始は夕方からなのですが、使ってよい、とお許しをいただき昼湯を満喫しました。
赤茶っぽい湯の華がちらほら漂う透明な湯で、大浴場よりかなり湯の鮮度はよさそうでした。
1階大浴場(43℃くらい)と違い40℃ほどと長湯向きのお湯で、あっという間に30分が経過しました。
宮城 最上屋 貸切風呂
宮城 最上屋 貸切風呂脱衣所
宮城 最上屋 貸切風呂脱衣所
宮城 最上屋 貸切風呂浴室内
宮城 最上屋 貸切風呂浴室内

夕食は18時からの部屋食です。
届いたお膳を見て山芋がダメなことを言ったら女将さん(?)がイキナリ無言でマグロ山掛けを持って部屋から走り出たと思ったら、数分後にマグロ刺しに取り替えてきていただけました。なかなか美味しい料理で、これについては満足できたのです・・・
宮城 最上屋 夕食

食べ終わってトイレに出て部屋に帰ったら、ちょうどお部屋係のおじさんが食器を片づけて部屋から出てくるところでした <(*o*)>!?

「をいをい、勝手に部屋に入るか~?」ってな強い違和感を感じました。
夕方にもおばちゃんが熱いお湯のポットを持ってきてくれたのですが、ノックしていきなりガンガン入室だったし、秘湯の宿に認めたのはどこのどいつだ!という印象です。
もうすこしオペレーションを洗練していただきたいものです。

朝食は普通8時頃からなのですが7:30でお願いしました。
7:30過ぎに例の部屋係のおじさんがバタバタ布団をたたみに来て、朝食到着は7:35分です。新しいお湯ポットもお持ちいただけました。
宮城 最上屋 朝食

連泊だったので昨日の灯油がまだ十分に残っていて給油する必要がなかったからか、2泊目の冬季暖房料は徴収されませんでした。
@7000+諸税でこの内容ならまぁまぁ悪くないんじゃないでしょうか。
短期食事つき湯治も@7000+諸税みたいだし、従業員さんたちが客室への入り方を学んだ頃を見計らって、なにがどう違うのか究明しに行きたい気はします。

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