石塚旅館
東北(岩手県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
雫石 国見温泉
≪2012年10月宿泊≫(4泊)
恒例行事ではありますが10月中旬近く、今年の年末ご挨拶で訪問して(部屋代@2000+貸し布団代@600+入湯税@75)×4とトータル消費税¥520の、都合¥11220で4泊しました。
チェックインで若女将さんに質問されて「住所・電話番号変更ないですか?」「ありません」で受け付け終了です。宿帳記帳をスルーしてしまうあたり、サッスガは常連の貫禄といえるでしょう。
今回は、いつでも必ず空いていた竜川荘なのに生まれて初めて2階階段上がってすぐの14号室にお世話になりました。
先に亡くなった大旦那さんは「いつでも空いてるよ」とおっしゃってたのになにが変わったんだか、とにかく贔屓にしていた1階12号室・13号室はお客さんが入っていました。
まぁ直前予約なので仕方ないんですけど。
なので冷蔵庫は1階にあるのを使わなければいけませんが、食事作りははじめて2階の炊事場を使いました。
1泊目夜に館外から旅館部夕食会場を覗いたら24名分です。駐車している10台/18台が関東以西で、個人客的には混んでるのは嬉しくないものの、紅葉期の3連休ならこれくらいでなければ宿の経営も成り立たないだろうからやむを得ないとも思えます。
日帰りも大繁盛状態で、夕方は一時なんぞ露天に10人近く入浴しているほどなのです。
心から残念な9月末で無期休業に入ってしまった思い出深い某宿とはちがって、まだしばらくはお湯の良さを楽しめそうなので、嬉しくないものの安堵です。
2泊目(連休中日)の旅館部夕食も20名ちょっと・駐車は15台ほど、3泊目15名ほど、駐車10台強とそこそこのご繁盛でした。
竜川荘に5部屋も客が入るなんて、かつて考えられなかった事態になっていますが、もしかして少し自炊湯治が見直されてきてるんじゃないか、と思ったりします。
まだ10月上旬なのだが夜は結構冷え込み、明け方近くは室内の水分が窓に結露して室内空気が乾燥して喉がイガイガしてくるほどです。想定の範囲というかいつもの事なので、室内湿度を上げるため持ってきたバスタオルを濡らしてつるしていたので問題なしですが。
ちなみに夕方くらいまでは14号室は日当たりが良いので結構温かくて、ストーブなしでもノープロブレムでした。
今年は紅葉が遅いみたいで、まだ周辺の山々はおおむね緑のままなのは少々残念です。
なお、最近になってからだと思うのですが、石塚旅館では3泊の3食付き湯治コース@6500/日を始めたのだそうで、湯治場リサーチャーとしては、一度はお試ししてみなければいけないでしょうね。