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黒湯
東北(秋田県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
仙北 黒湯温泉

≪2013年06月宿泊≫(1泊)

今年度の営業を開始してはや1カ月半ほどとなり、ようやく時間が取れて遅めの新年の挨拶訪問となりました。こちらの宿の気の利いているところは自炊宿泊予約のときにちゃんと部屋の希望を聞いていただけることで、当然22号室を指名したのです。

宿に着いたのはやることがなかったので13時半くらいと早かったのですが何のお咎めもなくチェックインし、勝手知ったる他人の家とばかり案内をご辞退して速攻入室しました。
相変わらずにこやかで気立てよさげな女将さんに「毎度ありがとうございます」と迎えられ、とうとう黒湯も常連名簿入りしたんだろうか、と思ってしまいます。
秋田 黒湯
秋田 黒湯
秋田 黒湯

お馴染み木造自炊棟の2階の22番室、1泊自炊@3500+入湯税¥150+消費税¥175の合計¥3825で1泊です。
秋田 黒湯 木造自炊棟2階
秋田 黒湯 22番室

部屋にはマットレス・木綿敷布団・木綿掛け布団・毛布が3セットちゃぶ台の上に置いてあって、なぜかいまだに石油ストーブが置いてある以外は何もありません。
秋田 黒湯 22番室内
秋田 黒湯 22番室内
秋田 黒湯 22番室内
秋田 黒湯 22番室内

今回はどうしたことか夕方頃に室内に体長3mmほどの蟻が大量に出現し、40匹くらい退治するハメになりました。
チェックアウト時に帳場のオヤジさんに伝えておいたので、もう出ることはないとは思いますが。

着いてすぐ雷が鳴りだして15時頃までかなり降り、以降もショボショボ降り続いたため男性浴室横の露天には入れなかったのですが、雨が降ればブヨは飛ばないので屋根付きの混浴露天にのんびり入浴できました。42~43℃と気持ち熱めながら独占状態でゆっくり寛ぐことができました。

男性内湯は41~42℃といい塩梅だったものの温度調節のための加水が多いのか、混浴露天と比べてもだいぶ硫黄臭が薄めに感じました。
やはり温泉は加水が少ない寒い時期が宜しいようです。

よくよく眼を皿にして探したのですが、男性浴室には撮影禁止掲示がなくなっていました。混浴風呂にはちゃんと撮影禁止と掲示されていたので、男女別浴室は撮影解禁されたんでしょうか、とりあえずそのように判断させて頂きました。
秋田 黒湯 男女別浴室

以前は脱衣部と浴室の間に仕切りがなくて素通しだったんですが、ちゃんと脱衣室と浴室に分離されていてちょっと意表をつかれました。
秋田 黒湯 男性脱衣所
秋田 黒湯 男性脱衣所
秋田 黒湯 男性浴室内
秋田 黒湯 男性露天風呂
秋田 黒湯 洗い場ブース
秋田 黒湯 洗い場ブース内

自炊客は茅葺側に一人と木造側の1階に3人ほどの一組、都合3組でした。
炊事場でキリンラガー500ml缶を飲みながら夕食を作っていたら、1階の男性客さんにナニゲに嬉しそうに話しかけられました。
秋田 黒湯 共同炊事場
秋田 黒湯 共同炊事場
秋田 黒湯 共同炊事場備品

そのお客さんも自分と同じく「ビール飲むならキリンラガー」だそうで、新潟からもう何十年も、年4回くらい湯治に来ている黒湯のリピーターでした。そのお客さんは黒湯以外の温泉には金輪際いかないのだそうです。
自分はあっちこっちつまみ食いするタチで、温泉の好みも人それぞれなのです。

今回の宿泊では、夜間は降雨中だったからかだいぶL-05Aの通信スピードが低下しているように感じられたので、中継局は少々距離があるように思われました。
朝は雨は上がって曇天の暑くも寒くもない状態で、朝湯もそれはもうとても快適でした。

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