好山荘
東北（福島県）格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
福島　赤湯温泉

≪２０１３年０８月宿泊≫（１泊）

いまだ残暑厳しい盆明け、あまりの暑さに耐えかねたのとわずかでも盆のハード肉体労働疲れを癒すべく、軽くひと風呂入りに１泊自炊オール込み＠３６００でお邪魔しました。

実はこちら、意外と標高が高くて娑婆より６～７℃くらいは優に涼しい立地なので、暑さの盛りになる前からいつ頃避暑に訪問しようかタイミングを見計らっていたのでした。

訪問当日はあいにくと言っていいくらいの好天で福島市内は３５～３６℃、昼食後の車内温度なんぞ４２℃もありました。暑さから逃げるように早々に国道１１５号線を上っていくと、土湯温泉街あたりでようやく３０℃を切り県道３０号線に入ると車内温度計で２５℃と、ほんの小１時間で別天地です。


盆休みの最終日あたりでもあって県道３０号線は結構多くの車とすれ違い、意外に思いながらの到着でした。


いつの間にこんなに人気宿になったんだろうと思うほど車が多いお宿に着いたのは１４時半頃、宿内の温度計は２８℃を指していてそれでも女将さんたちは暑いとボヤイています。


こんな別天地（少なくとも夏場は）にいると、人間こらえ性がなくなるのかもしれません。

今日の部屋もいつもの５番です。当宿でもだんだん、部屋番を聞けばあとは勝手に入りますテキな流れが定着しつつあり、部屋番を聞いてお構いなくで入室しました。


部屋に入って、テーブルが掘りごたつ式になっていたのにはかなり驚きました。
たぶん足腰不自由で正座やあぐらをしづらい爺っちゃ婆っちゃ対応なのでしょうが、個人的には掘りごたつより風呂にシャワーを設置するほうが優先されるべきじゃないかと思ったりします。
テーブルが場所固定になって布団を敷く位置の柔軟性が低下したことに、ヒトゴトながら若干懸念をいだいてしまいます



毎度お気に入りの展望風呂は空いているとのことで、投宿すぐに入浴です。
温度調節のため加水率３０％ほどになっていて、３７～４０℃くらいとほぼ自由に快適温度に設定して風も爽やか、山の緑をめでながらのんびり２時間ほど入浴しました。

さすがに２時間入浴したら、風呂上がり３５０ｍｌキリンラガー＋５００ｍｌの酎ハイだけでは水分不足でしたが。。

こちらのお宿の少々残念なところは窓に網戸がないことです。
虫が入ってくるのがイヤなので窓を締めて寝たら気持ち蒸し暑かったのですが、それでも朝方は２３℃くらいと下界では考えられないほどとても快適で、起きぬけにはまた展望朝風呂を心地よく満喫できました。
５チャンネル映る２２インチワイドくらいの無料デジタルテレビは、以前は少なからずモザイクが入る画面だったのが電波状態が改善されたのか、快適に視聴できるようになっていました。

今回は炊事場の冷蔵庫は冷蔵スペースはそこそこ空いていたのですが、冷凍室は冷凍品と霜で満杯状態になっています。当宿はあまり冷蔵庫に期待しないほうがよさそうです。

宿館内で携帯電波探しをしたところ、展望風呂の出入口あたりだとＬ－０５Ａの電波状態は非常に良いことが確認できました。少なくとも悪天候でなければ新館２階廊下はそこそこの電波状態と思われ、当宿の長期滞在もだいぶ安心できそうです。

そろそろ寝ようかと思って押入れを開けたら、枕カバーとシーツがないことに気が付きました。
因みに実は以前にも同じことがあったので、そう珍しいことではなさそうです。
特に悪気とかあるワケでもなんでもないので（隣室の親子連れにはお出ししたんですけどね～、って関係ねぇし／笑）ので、その場合には遠慮なく明るくリクエストしましょう。

コジローは相変わらず息災にして無愛想でした。