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好山荘
東北(福島県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
福島 赤湯温泉

≪2013年11月宿泊≫(3泊)

11月に入ってますます温泉が恋しくなる頃、年末のご挨拶をかねて今年最後の滞在に訪問しました。
当宿は実は山の中にある割には営業期間が長くて、正月明けまで営業してから4月下旬まで冬季休業に入るので、年内まだまだ訪問機会はないわけではありません。
しかし自分にとって当宿に来る主な誘引である展望露天風呂は全くの吹きさらしで、11月中旬以降だと寒すぎて命がけの入浴になるのです。正確には浴槽に入ってしまえばコッチのものなのですが、娑婆より5~6℃は気温が低い場所柄、服を脱いでから浴槽に入るまでの十数秒ほどが命取りになりかねないほどなのです。

今回は来年春まで入浴できないので腰を据えてじっくり自炊湯治@3600×3泊です。

県道30号線から砂利道を分岐して下っていくお宿は相変わらずどことなく荒涼とした遠景ですが、今回はどうしたことかコジローが外に出てきていて、真っ先のご対面となりました。
福島 好山荘 遠景

いつものことですが、歓迎しているようなそぶりは微塵も見えません orz
福島 好山荘 コジローお出迎え

相変わらず風呂にシャワーも蛇口もないお宿なのになぜか人気があって、先の3連休の前日は旅館部も自炊も満室だったそうで、周辺のお宿からも不思議がられているとか違うとか。実はそのあおりを食って当初予定していた訪問日程を遅らせての滞在でした。
福島 好山荘 玄関

娑婆で食糧調達などで時間を喰って、宿に着いたのは16時近くです。
今回の部屋は久しぶりの6号室で、5号室は掘りごたつ風の造りつけテーブルがありますがこちらは以前のままでした。
福島 好山荘 6番客室

内鍵つきのふすまを入ると11畳客室で窓にカーテンあり、室内設備は畳まれた和テーブル、コタツと座布団、19インチワイドの無料テレビ(地デジ5チャンネル)、ポット&お茶セット、食器ダンス、まだ活躍予定のなさそうな火鉢です。
福島 好山荘 6番客室内
福島 好山荘 6番客室内

アメニティは一切ありません。
押入れには木綿敷布団・マットレス・木綿掛け布団・毛布が5セット、コンセントはテレビ横に2口×1(TVで1口使用)です。

到着したときに男性赤湯は掃除・湯の入れ替え中だと聞いたので、まずは展望風呂に入って、翌朝新鮮な赤湯内風呂に入ることに決めました。
これまで呼び名がなかった展望風呂ですが、今回「みはらしの湯」と命名されたことが判明しました。
福島 好山荘 みはらしの湯出口

せめてパソコンでカラー印刷するとかもう少しナンとかならないかな、という感はあります(笑)が、ともあれ39℃くらいの適温で1時間ほど奥土湯の夕暮れを楽しませていただきました。
福島 好山荘 みはらしの湯

時期も時期だしウィークデーは宿泊客はほとんどなく、みはらしの湯はほぼいつでも利用OKです。
福島 好山荘 みはらしの湯
滞在中に30人ほどの宴会つき日帰り入浴の団体が来ていましたが、どうも女将さんによればみはらしの湯は積極的に案内しているわけではないようで、独占状態でした。

今回は炊事場の冷蔵庫はからっぽで心おきなく利用できましたが、最強冷になっていたので野菜ジュースが凍結してしまい、出力を下げても滞在中そのままシャーベット状態でした。
福島 好山荘 共同炊事場
福島 好山荘 共同炊事場
福島 好山荘 共同炊事場
福島 好山荘 共同炊事場

野菜ジュースを電子レンジでチンして呑んだのは初めてですね。

電波状態の関係か、セッティングの関係か、部屋のテレビはミヤギTV以外はまともに視聴できませんでした。まぁ特に見たいとも思わないので良いんですけど。

お湯は滞在中をとおしてみはらしの湯が38~40℃、赤湯内湯が42℃前後、赤湯露天が38℃前後といい塩梅でした。
福島 好山荘 赤湯内湯
福島 好山荘 赤湯露天風呂

つくづく、これでシャワーがあればなぁ、と思います。
福島 好山荘 コジローお見送り

コジローもきっとそう思っているに違いないと思うのです。

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