高東旅館
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 川渡温泉
≪2014年03月宿泊≫(1泊)
だいたいにして川渡温泉あたりの湯宿は湯温が高め設定のことが多くて、当お宿も長らくその先入観があってスルーしていたのですが、お試しで宿泊してみることにしました。
寝具つき・アメニティなしの自炊宿泊だと1泊@3940+入湯税¥70+消費税(5%)¥197となって都合¥4197です。
もともとが湯治宿だからなのでしょう、13時チェックインOKだったので13時半頃に到着しました。
宿建物は結構清潔できれいな和風の建物で、庇のあるほうの玄関を入ったらテトちゃん(雌犬)がお迎えにでてきます。
が、自炊客は隣の建物、高東旅館の看板が掲げてある建屋の庇がない側の玄関からの入館だと女将さんに指示されてあらためてそちらから上がりました。
自炊部は1階・2階それぞれ7室ほどの規模です。
お世話になったのは1階106室です。
外鍵のかかる木扉をあけると踏み込み0.5畳、そのまま4.5畳敷きの客室で、窓際板敷き濡れ縁2畳ほどの部屋です
濡れ縁の分だけ部屋が広々しているので、特に窮屈感はありません。
踏み込みの横が衣装入れと押し入れと荷物置きスペースになっていて、訪問時にはファンヒータがおいてありました。
室内設備はちゃぶ台、お茶セット、無料19インチほどで6チャンネル地デジが映る壁掛けテレビ、ファンヒータです。
濡れ縁部に洗面と80リットルくらいの冷蔵庫、その上空に2人分くらいの食器置き場があります。
洗面の上にはエアコンが設置してありますがリモコンは見当たりませんでした
窓はダブルガラスでしっかりしたカーテンがかかっています。
アメニティは無しの宿泊コースなので一切ありません。
押し入れにはマットレス、木綿敷布団、木綿掛け布団、毛布が1セットあります。
コンセントは冷蔵庫脇2口×1、洗面横に2口×1、TV下に2口×1、押し入れ下2口×1と豊富で使いやすいレイアウトです
共同炊事場は電子レンジ、オーブントースター、炊飯器、各種調理器具、鍋釜類と一通りあり、水蛇口2・湯蛇口1、無料コンロ3基、洗剤もあってこちらも使い勝手はなかなか良いものです
家族風呂脇には洗剤備え付けで@100の有料洗濯機もあり、長期滞在客の健康維持のためかトレーニング室もあります。
風呂は旅籠棟1階に男女別と貸し切り家族風呂があります。
男性浴室には2.5m×2.5mくらいの∩(弾丸形)・給湯量数リットル/分・42℃くらいで弱笹濁りの湯がたたえられた浴槽があります。
濃くも薄くもないヌルっとしたようなキシッとしたような、なかなか個性的で塩梅いい入り心地で、できればあと1℃温度が低ければなぁ、というのは個人的好みです。
かき混ぜると、中華卵スープのような湯の花がたっぷり漂うのも風情があります。
思ったより熱湯でなくて良かったですが、いつでもこの温度設定かどうかはわかりません。
シャワー付き混合栓×1基はありますが石鹸の類は一切なく、宿泊予約時に持参するよう念を押されます。
貸切家族風呂は1.5m×2mくらいの四角い、男性浴槽より気持ち熱くて少々白っぽい湯が入った浴槽でした。
これがまたなかなかそそられるいい色をしているのです。
当宿の湯は、入っているときはそれほどでもないのですが、チェックアウトしたら結構硫黄のにおいが染み付いているのがわかります。個人的にはクラクラするほど硫黄臭い湯が好きなんですが、かなり上品な硫黄臭で悪くありません。
総じて建物、設備等こぎれいで、居心地よい宿ではあります。
ただし持ち込んだゴミは基本生ごみと紙類とPET瓶しか捨てられないみたいで、プラ、缶、瓶は持ち帰りを求められます。そんなことは宿泊予約時点でなにも説明がなかったし館内にもそれらしい掲示はありません。
宿で捨ててよいゴミが制限されていることについてはかなり情報提供姿勢に課題があると感じますし、とてもじゃないがそれじゃ不便で長期自炊滞在とかできないんじゃないかと思ってしまいます。
それと宿泊当日は鳴子温泉のキャンペーン中だったのですが、宿内にはまったくその情報が掲示されておらずこちらから請求しないと応募はがきもいただけませんでした。
なんと言いましょうか、まだ良くなる余地があるのでその点に期待したいと思います。