ITコーディネータ システムアナリスト 西川雅樹のホームページ


須川高原温泉旅館
東北(岩手県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
一関 須川温泉

≪2014年05月宿泊≫(2泊)

5月も下旬に差し掛かってようやく、年始のあいさつに訪問しました。

岩手 須川高原温泉旅館 道路標識

今回のアクセスは秋田方面の旅の帰り道で横手からでしたが、一関に降りる国道342号線はようやく冬季閉鎖が解除されたばかりで、栗駒道路なぞはまだ閉鎖のまま、むろん須川駐車場はまだ雪が山盛りです。
岩手 須川高原温泉旅館 残雪

娑婆で食料や飲料を買い込んだりし、途中で仙人水を確保して宿に着いたのは16時くらいと自分にしては遅い到着で、今回の滞在は自炊湯治で1泊目オール込み@5500、連泊2泊目オール込み@4500の都合2泊です。
岩手 須川高原温泉旅館

週日でもあり、お客さんはさほど多くなくて静かにのんびり湯治ができるコンディションです。
岩手 須川高原温泉旅館 玄関

ご案内頂いたのはいつもの617号室、大日岩を望む恒例の部屋、なのですが到着日から翌朝まではシャレにならないくらいガスが出て、視界20mほどでなにも見えませんでした。
岩手 須川高原温泉旅館 617号室

だいたい今回は滞在時間の半分くらいはガスが出ていましたね。

部屋に鍵がかかる踏み込み0.5畳、室内6畳、キッチン2畳の部屋で、室内設備で踏み込み横にヒーター、地デジチュナー接続で5チャンネル映る無料14インチアナログテレビ、金庫とお茶セット、キッチンに120リットルくらいの2扉冷蔵庫、流し、コンロが一口、食器棚があり、食器や鍋やかん類も最低限はあります。
岩手 須川高原温泉旅館 617号室内
岩手 須川高原温泉旅館 617号室内
岩手 須川高原温泉旅館 617号室内
岩手 須川高原温泉旅館 617号室内
いつも通り食器洗い洗剤とスポンジはありません。
岩手 須川高原温泉旅館 617号室内
岩手 須川高原温泉旅館 617号室内

寝具は押入れに木綿敷布団×6+木綿掛け布団×3+毛布×3で、アメニティとしていまだかつて使ったことがない丹前と浴衣が3セットあるのもお変わりありません。
コンセントがテレビ横に2口×1、冷蔵庫横に1口×1、ヒーター横に1口×1なのもいつも通りです。
岩手 須川高原温泉旅館 617号室外風景

こちらのお宿、毎年冬季休業中のひどい風雪のために必ず建物どこかが破損していて必ずシーズン初めは建物の修理をしています。
今年は一段と雪が多くて重かったそうで、なんと霊泉の湯(自炊部中ほどの小浴場)の屋根が崩落してしまったそうです。
岩手 須川高原温泉旅館 霊泉の湯
岩手 須川高原温泉旅館 霊泉の湯

まぁ自分は湯が熱めの霊泉の湯に入ることはほとんどないのですが、昔からの湯治宿の面影を残す霊泉の湯は是非とも昔の雰囲気で補修再開していただきたいものです。
岩手宮城内陸地震で旧大浴場も取りつぶされて以後湯治場風情が薄らいでしまっていて残念に思っていたのですが、聞けばどうやら7月か8月くらいには従来の雰囲気で補修されるようなので一安心でした。

ちなみに霊泉の湯の奥に洗濯場があったのですが、そこも屋根が壊れかけで立ち入り禁止になっています。先シーズンまではそこに電子レンジがあって、持ち込み惣菜などを温めて食べるのに重宝していたのですが、電子レンジは来光別館に渡ってすぐの洗面所に移設されていました。
いつも泊まる部屋から遠くに移設されて不便ではありますがやむを得ないですね。
電子レンジの裏側の手洗いの前に洗濯機もあるので、長期滞在自体は不都合はないでしょう。

お湯はこのシーズンは雪解け水が混ざるので少々薄目になり、湧出量はかなり多くなるようです。
大日湯(大露天風呂)は到着日40℃くらい、2日目43℃くらい、チェックアウト日41℃くらいとまぁまぁ適温、内湯大浴場のほうが41~43℃くらいとこちらも適温でしたが、薄まってしまっているので滞在中ずっと湯が透明でした。
岩手 須川高原温泉旅館 大日湯
岩手 須川高原温泉旅館 大浴場

大日湯の周辺や足湯もいつになく湯量が豊富で、10年くらい前はこれくらいじゃんじゃん湯が出てしかももっと臭かったよなぁ、と思い出にふけりながら長湯しました。

岩手 須川高原温泉旅館 足湯

まぁ温泉は自然のものなので、行くたびにコンディションが変化するのです。

↑トップ