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須川高原温泉旅館
 (おおむね基本情報)

場所、アクセス

須川高原温泉旅館は このあたり(新規ウィンドウ)
2008年6月の岩手・宮城内陸地震以降の2年は地震の後遺症で岩手県一関からアクセス不可能だったのが、ついに2010年5月30日、国道342号線全面開通を迎えることになった。
当時は2年間秋田県側の国道342号線でのみアクセス可能で、仙台→鳴子・鬼首→横堀→小安峡経由でだいたい4時間かかっていたのが、仙台→一関(東北道利用)→宿まで国道342号線で都合約2時間。
一関からは地元バス会社による路線便(1日2往復9時頃と15時頃発車で、片道¥1,500くらい)もある

営業期間等

冬季休業で4月下旬くらいから10月末頃まで営業。営業期間初め・期間終わり頃は降雪危険地域なので、冬タイヤ装着必須。
旅館部だとチェックイン16時、チェックアウト10時

宿泊料金

自炊で@3500+入湯税¥150+消費税¥175の計¥3825。2食付は1室2名で@11700~ 自炊で@3500+入湯税¥150+消費税¥280の計¥3930。2食付は1室2名で@12030~ (2014/04~)
自炊2人1泊目で@4500~(2泊目以降やや安くなる)、2食付旅館宿泊は1室2名で@12030~、自炊・旅館とも繁忙期等時期により高くなる。ほぼ毎年料金が変わるので公式インターネットサイトを確認する必要あり 2015/05

その後じわじわ値上がりして、2020年で自炊1人1泊目で@5800(2泊目以降やや安くなる)、2食付旅館宿泊は1室2名で@??~、自炊・旅館とも繁忙期等時期により高くなる。ほぼ毎年料金が変わるので公式インターネットサイトを確認する必要あり 2020/08

2022年10月で自炊1人1泊目オール込み@6000(2泊目以降やや安くなる)、2食付旅館宿泊は1室2名で@15000とかそんな感じ、自炊・旅館とも繁忙期等は追加チャージあり。 2022/10

風呂

男女別大浴場(露天付き)
露天併設で、蛇口、シャワー各10基くらい。シャンプー・ボディーソープ、石鹸あり。浴槽サイズの割に給湯量が少ないのでやや鈍りがち

霊泉の湯
蛇口あり、シャワー無し、シャンプー・ボディーソープ、石鹸あり。給湯量が多くかなり高温

大露天風呂(大日湯)
蛇口3基くらい、シャワー無し、シャンプー・ボディーソープ、石鹸あり

ふかし湯
宿から栗駒山に少しのぼったところにふかし湯の掘立小屋がある。

清掃は不定期だがたいていは夜間
大日湯の入浴時間は6時~21時、大浴場は8時~9時が清掃、霊泉の湯は9時~10時が清掃というルールになったようだ(2015/07)

<効能(泉質別適応症)>
・須川温泉霊泉の湯(酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ、Ⅲ)-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉)
きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症、月経障害、糖尿病、高血圧症

周辺の買い物・飲食処

<買い物>
館内売店(主に土産物、飲み物、インスタント系食材)と行楽期にはふもとから野菜売りの行商が来る。隣の栗駒山荘でも主に土産物の売店はあるが、しっかりした買い物は一関か十文字あたり。宿で麓への買出しに応じてもらえると聞いたことがあるような気がする

<食事処>
主に日帰り客向けの昼食施設がある。栗駒山荘でも昼食はとれるが、それ以外の食事処は周辺にはないと思う

食事

2食付き旅館宿泊でなくても事前に申し入れすれば朝夕湯治食は食べられるが食堂での飲食になり、飲み物食べ物持ち込みは一切禁止。自室へのテイクアウトは可能。

飲食物持込

自室でなら当然OKっていう

共用設備など

<炊事場>
基本的に自炊の各客室にコンロ×1、流し×1、小型冷蔵庫、鍋×2、薬缶、最低限の調理道具、食器2人分くらいはある。食器洗い洗剤・スポンジはないが売店で調達はできる。
電子レンジは共用が2013年シーズン末までは霊泉の湯の奥にあったが、2014年初に積雪で屋根が落ちて立ち入り禁止になり、1台来迎別館の西洗面所付近に移設された


2016年春に、ロビーから須川荘に上がったところに共用電子レンジが増設された

2019年9月に、須川荘2階廊下中央部にも共用電子レンジが増設された

<トイレ>
主に和式一部洋式の水洗が館内各所にある

<洗濯機>
2013年シーズン中は霊泉の湯の奥に洗濯場があったが、2014年シーズンは積雪で屋根が落ちて立ち入り禁止になってしまって、どこかにはあるとは思う


霊泉の湯の復旧と併せて元の場所に洗濯場が再開

その他の情報

自炊部宿泊するときは、下足は玄関のビニール袋で部屋まで持っていくルール、旅館宿泊なら玄関下駄箱で預かってもらえる
フロント周辺でDOCOMO通話・データ通信可(栗駒山荘にDOCOMO中継局があるので)、他キャリアは通信不可
宿泊者はフロントで求めれば栗駒山荘の無料入浴券がもらえる。栗駒山荘宿泊者にもこちらの入浴券あり。お湯は同一源泉だが、給湯量の関係で須川のほうが鮮度よし。
天気がよければ栗駒山荘の露天からは鳥海山が見えるが、確率は1/20くらいか??
旅館玄関前の屋根ひさしは燕の巣だらけで、玄関前に駐車していると車が糞まみれになるので要注意
岩手内陸地震による改修で、玄関から風呂周りまでが車椅子対応になりエレベータも設置されて車いすでも宿泊可能となった
国道342号線を十文字方面3kmほどに栗駒仙人水がわいている。半年腐らないとても美味しい水
【標高1120m】

全般的な宿泊所感

もう何十泊もしているのですっかりお馴染みさんになったお宿のひとつ。もっとも、初期のころは(増築を重ねた宿で建物が複雑に 入り組んでいるので)よく館内で迷った。
夏場は(高地にあるので)涼しくて快適、避暑湯治にもってこい。
温泉成分が強酸性で濃いので、肌の弱いヒトや温泉に慣れていないヒトは湯当りに要注意。
湯当りに自信があっても長期滞在直後は、指紋認証パソコンにログインできなくなることがある。指の指紋が溶けているんだろうな

公式インターネットサイト

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