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須川高原温泉旅館
東北(岩手県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
一関 須川温泉

≪2016年08月宿泊≫(1泊)

いつまでも続く厳しい暑さに我慢しきれなくなったのと、人類にとって必須栄養素である硫黄の血中濃度が薄くなってきたので、ひとときの涼と硫黄を求め急遽前日夕刻に予約をいれて1泊避暑湯治に来たのです。
岩手 須川高原温泉旅館

自炊1泊だとオール込み@5500なのですが、今年は割引クーポンになる年賀状が届いたのでせっかくだしこれを利用して▲¥200の@5300で一泊しました。
岩手 須川高原温泉旅館 ロビー

35℃の下界からひたすら山を登って、いったん仙人水を補給するため須川を通り過ぎて給水を済ませた後、15時頃に気温24℃の宿の玄関をくぐりました。
好天の日曜日ながら天気予報は台風が通過するタイミングだったので、人出は微妙に少なめな感じです。
岩手 須川高原温泉旅館 帳場

今回ご案内頂いた部屋は須川荘615号室、階段棟目の前で常夜灯が明るいちょっと苦手な部屋ですが直前予約だったから仕方ないでしょう。
岩手 須川高原温泉旅館 615号室
岩手 須川高原温泉旅館 615号室
岩手 須川高原温泉旅館 615号室からの眺め

踏み込み0.5畳、鍵がかかる入り口を開けたら畳敷き6畳、奥にキッチン2畳で、室内設備はヒーター、6チャンネル映る14インチアナログテレビと金庫で、座卓とお茶セットもある標準的自炊部屋です。
岩手 須川高原温泉旅館 615号室内
岩手 須川高原温泉旅館 615号室内
岩手 須川高原温泉旅館 615号室内
岩手 須川高原温泉旅館 615号室内

キッチンには120リットルくらいの二扉冷蔵庫、流し、無料コンロが一基、食器棚があり、食器少々、鍋大小、やかん、包丁・まな板があって、コース料理でも自炊するのでなければそれなり用は足ります。
岩手 須川高原温泉旅館 615号室内
岩手 須川高原温泉旅館 615号室内

食器洗い洗剤とスポンジは要持参ですが、持参し忘れたら売店で購入することができるのもお変わりなしです。
電子レンジは来迎別館曲がってすぐのところと須川荘1階すぐのところに共用が各1台設置されていて、ナンチャッテ自炊湯治も快適です。

セルフ敷きの寝具は木綿敷布団×6、木綿掛け布団3、毛布が2~3枚あり、丹前と浴衣も3セット用意されていました。
コンセントはテレビ横とヒータ横に2口×1と1口×1、キッチン流し脇に冷蔵庫用で1口×1です。

毎回お目当ての大日湯は到着日には42~43℃の適温ながら入浴客が多くてだいぶ鈍った湯になっており、それでも客足は途切れない状況で1時間ほど硫黄を皮膚吸収し、さらに41~42℃の大浴場でさらに1時間ほど硫黄追加吸収に励みました。
岩手 須川高原温泉旅館 大日湯
岩手 須川高原温泉旅館 大日湯
岩手 須川高原温泉旅館 大浴場

いつもながら霊泉は湯の鮮度は良いのですが自分には高温すぎるので、今回も覗いてみただけです。
岩手 須川高原温泉旅館 霊泉

デブ化の危険を回避するために今回の夕食はやや軽めヘルシー系にしてみましたが、麓で買ったBBQ用のホタテはなかなか酒が進みましたね。
岩手 須川高原温泉旅館 夕食
岩手 須川高原温泉旅館 晩酌

標高が高いだけに気温はそこそこ低いのですが今回は湿度がかなり高い感じで少々寝苦しく、夜通し風の音が強い一晩でした。
それでも翌朝は元気よく5時半に起床して大日湯に直行したら、換湯された39℃くらいの新鮮な湯で貸切湯状態だしシメシメだったものの、ものの10分ほどで他のお客さんが入ってきてしまいました。

今回の615号室でもMVNOのSIMを入れたスマホで3本立ってたので、もしかすると栗駒山荘脇にある中継局の電波が強くなったのかもしれません。
朝あらためて窓外をみたら、外の楓が少し色づいているように思えましたが気のせいだったのでしょうか。
岩手 須川高原温泉旅館 中庭

当地の平成28年はあと2カ月ほどで終わりになり、残念ながら半年の長い冬がやってくるのです。

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