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須川高原温泉旅館
東北(岩手県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
一関 須川温泉

≪2017年05月宿泊≫(1泊)

よく考えたら4月初めに温泉に1泊して以降休みらしい休みを取らず、ゴールデンウィークも半日日帰り湯に行っただけでずっと資料作りしていたので、思考力も気力も使いはたしてしまっていました。
ついでに昨年秋にゲットした仙人水も飲み干してしまい、行かねばならぬ条件が揃ったということで必須栄養素である硫黄を摂取しに栗駒にあがることにしたのは、世間の行楽ピークが一週間ほど過ぎたころです。

今年の料金体系は一人自炊宿泊1泊目がオール込み@5500で連泊2日目で@4500、休前日とかお盆・紅葉時期はお高くなる宿泊料金設定になっていて、今回はお宿からの年賀状を提示したら¥500お安くなる年賀状割引サービスで宿泊です。

岩手 須川高原温泉旅館 国道342号線標高800mあたり

今年から須川高原温泉旅館は水曜日定休になったらしいのでそれを外して木曜夜1泊しに来たわけですが、
・火曜夜宿泊→水曜日にチェックアウトする泊は受け入れる
・自炊湯治で火曜以前から宿泊している場合は水曜夜も継続宿泊可能
・水曜日もわざわざ日帰り入浴に上ってくるお客さんをムゲに追い返せないから露天風呂と日帰り休憩大広間は利用可能、カレーライスだけは食数限定で提供する
という運用にしているようでした。
そうするとたぶんここだけの話、火曜夜に宿泊するのがいちばん空いていて居心地良いのだろうと想像できます。

当日は中腹までは雨は降っても見通しは良かったものの1000m近くからガスがかかってきて、まだあちこち残雪がある須川についたのは14時頃でした。
岩手 須川高原温泉旅館 
岩手 須川高原温泉旅館 残雪

フロントに掲示されていた今朝の気温は12℃、当日昼頃の一関は20℃だったので侮れない涼しさというか寒いです。
岩手 須川高原温泉旅館 気温表示

ゴールデンウィークはそれなりな客の入りだったけど今夜は数組くらいだそうで、湯はすごくポテンシャルがあるのにそれを活かせていないのがとても残念というか、でも貸切に近いからやりたい放題というか湯船で泳いでもOKだとか、ちょっと嬉しい気分です。
岩手 須川高原温泉旅館 ロビー
岩手 須川高原温泉旅館 ロビー

ご案内いただいたのは須川荘1階のなかほど607号室、標準的な6畳客室です。
岩手 須川高原温泉旅館 須川荘廊下
岩手 須川高原温泉旅館 607号室

外鍵がかかる木の開き戸を入るといつものように0.5畳の踏み込み、畳敷き客室スペースの窓側には2畳ほどのキッチンスペースがあります。
岩手 須川高原温泉旅館 607号室

室内設備はヒーター、6チャンネル映る14インチアナログテレビと金庫、座卓とお茶セットで、キッチンには120リットルくらいの二扉冷蔵庫、流し、無料コンロが一基、食器棚があり、食器少々、鍋大小、やかん、包丁・まな板が常備です。
岩手 須川高原温泉旅館 607号室内
岩手 須川高原温泉旅館 607号室内

食器洗い洗剤とスポンジは常備されていないので持参するか1階売店で調達するのも例のごとしです。
岩手 須川高原温泉旅館 607号室キッチン
岩手 須川高原温泉旅館 607号室キッチン

電子レンジはロビーから須川荘1階に入ってすぐのところに共用機が設置されているので、温めた料理をジュウジュウいってるうちに部屋に持ち込めます。

セルフ敷きの寝具は木綿敷布団×6、木綿掛け布団3、毛布が3枚あり、丹前と浴衣も3セット用意されていました。
コンセントはテレビ横とテレビ窓側の壁に2口×1と1口×1、キッチン流し脇に冷蔵庫用の1口×1があります。
岩手 須川高原温泉旅館 607号室からの景色

部屋で少しモタモタしていたので、大日湯に飛び込んだのは16時前になってしまいました。
岩手 須川高原温泉旅館 607号室からの景色

41℃ほどの絶好温度ながら猛烈なガスがかかって視界3mほどのホワイトアウト状態なので、ほかに入浴者はいなかったけど居ても見えっこない感じで、1時間ほどまったり酸性硫黄泉を楽しみました。
岩手 須川高原温泉旅館 大日湯下足棚
岩手 須川高原温泉旅館 大日湯男性浴室入り口
岩手 須川高原温泉旅館 大日湯男性脱衣所
岩手 須川高原温泉旅館 大日湯

そのあと30分ほど大浴場に入り直しましたが湯温40℃ほどとこれまた快適、こちらも完全独占で入浴客が少ないので湯の状態はすごく良くて満喫できました。
岩手 須川高原温泉旅館 大浴場入り口
岩手 須川高原温泉旅館 大浴場男性脱衣所

もっとも大浴場も室温が低く水蒸気がガス化していて大日湯なみの視界の悪さでした。
岩手 須川高原温泉旅館 男性大浴場
岩手 須川高原温泉旅館 男性大浴場露天風呂

今回も自分に高温すぎる霊泉は覗いてみただけです。
岩手 須川高原温泉旅館 霊泉

晩酌は一人キムチ鍋、一関で仕入れたコロッケ&メンチカツ、締め鯖、マカロニサラダ等美味しくいただき大満足大満腹でした。
岩手 須川高原温泉旅館 夕食

翌朝大日湯は43℃くらいになっていて早い時間はまだかなりキツいガスがかかっていましたが、9時頃になってかなり見通しが良くなり大日岩を拝めるくらいになり、いっぽう大浴場は40℃くらいで、今回は大浴場が鮮度も良くアタリだった感じです。
岩手 須川高原温泉旅館 大日湯
岩手 須川高原温泉旅館 大日湯

最後まで入浴は独占状態で個人的には存分に楽しめて来た甲斐があったのですが、こんな状態ではお宿の先行きが不安というか、経営大丈夫なんでしょうかねぇ。。。。
岩手 須川高原温泉旅館 607号室からの景色

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