貝の沢温泉
東北（秋田県）格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
秋田　貝の沢温泉

≪２０１５年０３月宿泊≫（３泊）

この時期定例的にリピートするのがこちら貝の沢というわけで、ことしも３泊４日６食付き湯治コースオール込み＠１４０４０にて（増税前の３泊６食湯治コースは￥１３６５０でした）お邪魔したのです。

宿泊客用の冷蔵庫がないけど飲み物は外に放り出しておけば冷えるし、暑くなると温まりの湯なのでのぼせてしまうし、そうはいっても厳冬期にこっちのほうまで来たくはなと、今年は少し遅めながらやはりだいたいこの時期がベストシーズンな貝の沢なのです。



宿に着いたのは雨の中で１５時前、帳場にいるいつもの大陸出身のお兄さんはその日は休みでしたが、翌日にはちゃんと久しぶりでしたねの恒例のご挨拶を聞けました。
宿泊予約時には２階の部屋だと聞いてどんだけ混んでるの？と気掛かりでしたが、案内頂いたのは１階階段脇のつつじの間でした。



踏み込み１畳、ふすまを隔てて畳８畳、テレビとセントラルヒータがある床の間が１畳、窓際の板敷き濡れ縁という２～３回お世話になったことがある部屋です。
アメニティはティッシュ、タオル・歯ブラシで、帳場にお願いすればいつでもお茶・お湯のポットを貰えるのはお変わりありません。



コンセントは床の間テレビ脇に２口×１（ＴＶとファンヒータで使用）と窓際濡れ縁部に２口×１です。
寝具は押し入れの中にマットレス４＋木綿敷布団４＋木綿掛け布団４＋毛布×４でセルフ敷きシステムなのもお変わりありません。 ３月も下旬ですけどまだ外には雪が積もっています。


宿泊者の入浴時間は５時半から２０時、日帰り入浴は６時～２０時でこれも変わりありません。


かなりヌルツルで塩化ビニル＋臭素臭の濃いめが嬉しいお湯は今回は３９～４３℃くらいで、昔はわずかにアンモニアも感じたような記憶があるのですが、今回の滞在ではそれほどは感じませんでした。


シャンプー・ボディーソープもお変わりなく常備されていますがイマイチなので自分は使いません。

朝食は７：３０～８：００、夕食が１７：００～１８：００で、大広間で宿泊者が一堂に会していただくのも朝食は弁当スタイルなのも例の通りです。
朝夕食の膳の数で宿泊者数が把握できるわけですが、１泊目７人、２泊目１４人、３泊目１３人と、この時期の湯治宿にしては結構な繁盛で大部分秋田市内の爺っちゃ婆っちゃです。









自炊設備はなく、昼食も別途おねがいできるしオフィシャルには持ち込み禁止なんですけど持ち込んでも特に怒られたりすることは全然ありません。

今回日中は宿のシャトル便に乗せてもらったり自分の車を使ったりで、中２日は町に買い物に出かけたりして過ごしました。


チェックアウトしたお客さんを町までお送りする便が１０時発で、当日の泊り客を宿にご案内する便が駅前１５時くらいなのです。

宿泊者だと乗車料金はかからないようで、夕方まで少し手持無沙汰になりますがそれなりに便利に土産物を調達しに行く足として使えます。

着日は３月も終わりなのにまだ融け残っていた雪にさらに降り積もったりもしましたが、出発日はもうしっかり春になって、宿の建物の間にはまだ雪が残っているもののほぼ周辺の雪は溶けてなくなっていました。


まぁ次回訪問も、雪が積もっている３月上旬狙いになるだろうと思います。