好山荘
東北（福島県）格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
福島　赤湯温泉

≪２０１５年０９月宿泊≫（１泊）

呑気に温泉満喫している余裕はないんですけど、知る人ぞ知る東北温泉湯治情報サイトを運営する身となった昨今、更新が滞るのはどうだかな～と記事ネタ集めのためついでにササヤカに心身のリフレッシュのため久しぶりに訪問しました。
これまで年数回×数泊滞在してたんですけど、今年は秋も深まり始める９月中旬になってようやく初めての訪問で自炊１泊＠３６００×１泊ぽっちの滞在です。

当日は下界は２６℃と気持ち汗ばむ陽気ながら、１４時着時点で１７℃といつもながらやはりここは別天地ですね。
玄関を入ると早速コジローのお出迎えがありますが相変わらず歓迎しているようなそぶりは微塵もなく、でも持参した発泡スチロールケースの中の酒の肴類には異様に興味を掻き立てられていたようでした。



前回訪問と妙な違いに気付いたのはなぜか子供のマネキンが１体玄関に立っていたことです。


女将さんは、文句言わないし口も硬いし良い娘だよーと言ってましたが、なんだかビミョーな雰囲気になっちゃってて自分には好きになれませんねぇ。。。
チェックインは例によって「いらっしゃい、６番ね」でおしまいで、内鍵つきのふすまを入ると１１畳客室でシングルガラス窓にカーテンあり、室内設備はたたまれた和テーブル、コタツと座布団、１９インチワイドの無料テレビ（地デジ５チャンネル・映り具合未確認）、ポット＆お茶セット、食器タンス、火鉢でお変わりありません。




ちなみに火鉢は未だかつて使ったことないし使われているところを見たこともありません。
せめて窓に網戸があれば夏季滞在の夜も涼しくていいのですが、網戸入りでないために蒸し暑そうでイマイチ避暑に来る気にならんのです。

アメニティは一切ありません。
押入れには木綿敷布団・マットレス・木綿掛け布団・毛布が５セット、コンセントはテレビ横に２口×１（ＴＶで１口使用）でいつもどおりです。

荷物を部屋に搬入したら毎度のごとく取るものもとりあえず見晴らしの湯に直行するわけで、今日はうす曇りで絶好のコンディションにして４３℃くらいの湯を自分好みに温調して２時間ほど満喫です。




ちなみに今夜の宿泊客はほかには１組、日帰り入浴客もほとんど来なさそうで、ほぼお宿も風呂も独占出来そうな期待感が高まります。



入浴後は一旦夕食準備をし、温め直せばすぐに一人宴会できるよう用意をしてちょっとだけ赤湯に入ります。
今回は赤湯内湯は４３℃くらいで赤湯露天は３８℃くらいで２０分くらい味見しただけですが、内湯から露天に出る扉が新しくなっていた事に気付きました。




白湯露天に入ったのは翌朝でした。
湯は４２℃くらいのいい塩梅で、時期的に周辺の木に勢いがあるのでうっそうとした雰囲気がなかなかにワイルドな印象なのです。


炊事場は相変わらず、８０リットルくらいの冷蔵庫あり（若干お宿の物が入っている）、電子レンジあり、鍋釜薬缶あり、食器類あり、調理器具あり、食器洗い洗剤あり、無料ガスコンロありで、自炊宿泊者がさほど多くなければ快適に自炊できます。ってかこちらの宿で炊事場で競合が発生したことはほとんどないですね。





個人的には正直あまり流行らないでほしいです

朝はすでにそれなり冷え込むようになっていて、掛け布団１枚だけだと早朝は膚寒さを感じる季節になっており、今年度の営業ももうそんなに長くはありません。


以前は正月明けまで営業していたのですが、昨年からは冬場に来るお客さんが少ないので年度内の営業を１１月いっぱいまでに短縮したそうで、まぁ確かに赤湯はまだしも１２月に白湯に入るのはなかなか大変でやむを得ない気もします。


こちらに来るなら１１月上旬くらいまで、少なくとも見晴らしの湯がほぼ問題ない外気温で入浴できる時候が、ヤワな都会生活者には良いと思います。