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黒湯
東北(秋田県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
仙北 黒湯温泉

≪2015年10月宿泊≫(2泊)

毎年何度も何泊もお世話になっていた当宿なんですが、あろうことか今年度は今回が初めてで最後、唯一泊の宿泊になってしまいました。
さすがに年間温泉60泊超はお財布が耐えられなくなった(笑)というか、毎度ながら木造自炊棟の22号室を指定して1泊あたり@3500+入湯税¥150+消費税¥280で今年度の年始と年末のご挨拶というわけです。
秋田 黒湯

娑婆で食材を仕入れて紅葉のピークも過ぎかなり枯れ葉が舞う乳頭についたのは14時頃でした。
秋田 黒湯
秋田 黒湯 自炊棟

今回は予約ミスはなくてちゃんと22号室が確保できていて、新人にしては落ち着きがあり過ぎるおねぇさまのご案内の申し出を遠慮して勝手知ったるいつもの部屋に荷物をおろしたのです。
秋田 黒湯 自炊棟玄関

なんとなく従来と雰囲気が違うような気がしてよくよく見ると、木造自炊棟の端っこの部屋(11、14、18、21、24、28号室)の手前に鍵付き扉が設けられて廊下が仕切られています。
秋田 黒湯 自炊棟廊下

古き良きあけっぴろげな湯治文化もここまで変わったか、と少々嘆かわしい気もしなくもないのですが、それにしては今日は平日、紅葉もおおむね終わってそれほど混む時期じゃないのに木造自炊棟に3~4組、茅葺棟にも数組の泊まりがあるようです。
でも共同炊事場はあまり混まなかったしホントに自炊してる正統派お客さんは少なそうではあり、少々廊下の行き来のザワザワがうるさい印象ではあります。

22号室はあいも変わらずシンプルで、ちゃぶ台、ストーブ、マットレス・羊毛敷布団・化繊掛け布団・毛布が2セットあるだけで室内にコンセントさえありませんが、寝具は雰囲気的に今季新調されたもののようで繁盛している宿はやはり快適ではあります。
秋田 黒湯 22号室
秋田 黒湯 22号室
秋田 黒湯 22号室

炊事場は食器・鍋釜調理器具類あり、食器洗い洗剤あり、冷蔵庫あり、お湯の蛇口あり、無料コンロあり、オーブントースターありで、広いし使いやすいと言えるでしょう。電子レンジも冷蔵庫も1階と2階にあります。
秋田 黒湯 共同炊事場
秋田 黒湯 共同炊事場
秋田 黒湯 共同炊事場

トイレはシャワートイレだし、設備に関しては東北上位と言っていいでしょう。

風呂は独占とまではいかないものの、ピークを過ぎたこの時期だけにそれほど混んでもおらず、それなり静かにのんびりくつろげます。男性浴室の浴槽は内湯・露天とも41℃~42℃くらいと、加水ながらちゃんと管理されています。
秋田 黒湯 男性浴室
秋田 黒湯 男性露天風呂

混浴風呂のほうも内湯・露天とも41℃~42℃くらいにコントロールされていて、浴室内写真撮影禁止なのにタマに平気で写真を取るクソオヤジがいることを除けば入りやすい湯ではあります。
秋田 黒湯 混浴湯屋

こういう輩って、禁止されていることをしでかす自分自身を恥ずかしく思ったりしないものなんでしょうね。

22号室でも宿のWiFiはしっかり入感するのでアクセスポイントを増強したのかもしれないのですが、その割に通信帯域はかなり狭くて、時間帯によってはフリーズしたかと思うほど画面が変わらずタイムアウト連発になります。
MVNO回線のSIMを入れたセコのスマホのほうがよほどさくさくフェイスブックを読み書きできてしまったりして、う~ん、という感じではあります。

間もなく11月でこちらも今期営業終了までカウントダウンですが、意外と寒くはなくて部屋にあったストーブもフル稼働するほどでもありませんでした。
来年はもう少し頻繁に来れるといいなぁ、と思うのです。
秋田 黒湯 男女別湯屋

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