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星沼山荘
東北(宮城県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 中山平温泉

≪2015年12月宿泊≫(1泊)

星沼山荘は2016年08月に問い合わせたところ、湯が枯れたらしくて宿泊・日帰りとも営業をやめたそうです。心から残念です。

立て込んでいた仕事がちょっと一区切りついたらもう年の瀬も目の前、ちょっと慰労マイセルフというわけで1泊のんびりしてみようかと思い立ったのです。
宮城 星沼山荘

こちらは近頃しばしば湯が枯れるみたいで、マニアの間では今は入れる、今は枯れてそうだ、と静かに密かに頻繁に情報交換が行われている宿だったりします。
宮城 星沼山荘

少し前に今は湯が出ているらしき情報を得ていたので宿泊予約の電話を入れたら、爺っちゃが出て、今はかろうじてポンプアップしてるけどいつ止まるかわかんねぇから宿泊は受け付けられない、といいます。
そこをなんとか明日泊まりたいんだと喰い下がったら、まぁ今日はそこそこ出ているから明日は大丈夫だろうという判断か、受け入れを了解されたのです。
自炊受け入れのみオール込み@3240で、ちなみに宿泊予約では名前は聞かれずじまいでいいのかな~と思ってしまいました。


翌日県北で所用を片付け、ウジエスーパー鳴子店は閉店して現地では買い物不自由なので岩出山で少し食料を仕入れ、宿に着いたのはもう17時近くでした。
薄暗くなり始めた駐車場に車を止めて見ると、前回盛んに湯が出ていた国道沿いの源泉はやはり湯が止まっているようで、駐車場の鳴子寄りのプレハブから前回聞こえなかったような気がするモーター音がしています。
宮城 星沼山荘 旧源泉
宮城 星沼山荘 新源泉?

こちらが新源泉なんでしょうか、にしてもどこかしら駐車場を掘れば温泉が湧き出すというのはさすが鳴子の実力を垣間見る思いですね(笑)。

レストハウス側に案内を乞いに入ると爺っちゃが出てきて星沼山荘側に案内していただけるのですが、ちょうど1年前に宿泊した自分のことを覚えていたようです。
全く耄碌してなさそうで安心しながら、前回見かけた婆っちゃの姿が見えないのが少々気になりながら部屋に入りましたが、翌朝はお元気な姿を見ることができたので一安心でした。
猫たちは相変わらずウジャウジャいます。
宮城 星沼山荘 ネコ

今回もお世話になったのは山荘入ってすぐの南向きの106号室でした。
宮城 星沼山荘 106号室
宮城 星沼山荘 106号室

内鍵がかかる木の引き戸を開けると80リットルくらいの冷蔵庫がある1畳ほどの踏み込みで、ふすまの向こうが8畳の客室です。
宮城 星沼山荘 106号室内

冷蔵庫の上に自炊用3人分の茶碗や椀があり、室内設備は和テーブル、お茶セット、デジタルチュナーを接続したETV含め6チャンネル映る無料の14インチくらいのアナログテレビで、押し入れに小ぶりな鏡台と扇風機がしまってあってお変わりありません。
宮城 星沼山荘 106号室内

室内暖房の放熱板付き温水パイプ暖房はいつまた湯が止まるか分からないから使っていないとのことで、石油ストーブを置いて頂きましたが追加チャージなしでした。
部屋幅全幅の窓にはしっかりしたカーテンと障子がついています。

宮城 星沼山荘 106号室内
宮城 星沼山荘 106号室内

アメニティは一泊@3240では恐れ多い浴衣・丹前があって、でも持参のスウェットを着たので使わずじまいです。
押入れには羊毛敷布団4枚、木綿敷布団2枚、木綿や合繊の掛け布団3枚、毛布4枚が入っていて、すでに寝具をセットしていただいていましたが当然敷き増ししました。

コンセントは窓の下部屋の左隅に2口×1、テレビ脇に2口×1(テレビで使用)といった感じです。

到着がそこそこな時間になったのでさっさと夕食準備をして、到着日は山荘側の風呂だけ入りました。
宮城 星沼山荘 山荘側風呂

2.5mほど×3mほどのコンクリー打ちっぱなしの地味な浴槽で、洗い場というには小さいかけ湯スペース2m×2mほどと1畳に満たない脱衣所があるだけ(シャワー、湯蛇口、シャンプー、ボディーソープなし、石鹸あり)の浴場です
湯温42℃ほどのドンピシャな灰白色濁り・ヌルツル度極上のアルカリ単純泉で、東蛇の湯はこんな感じの湯だったよな~、と思い出に浸りながら仕事の疲れを洗い流したのです。

翌朝は6時過ぎにやはり山荘浴室で朝風呂でしたが、夜間はポンプ節電で給湯を抑えているのか37~38℃ほどで、まぁ自分はこういう湯も好きなので30分ほど浸かりましたが、高温湯が好きな人は朝風呂の状況を事前に確認するほうが良いかもしれません。
宮城 星沼山荘 山荘側風呂

湯から出て部屋に戻り窓を開けたら雪が降っていて少々意表を突かれました。
まぁ世間はクリスマスで場所は中山平、雪が降っても何の不思議もないですけど。
宮城 星沼山荘 窓の外

レストハウス側の男性風呂は3m×高さ4mくらいの直角三角形の角を落としたような浴槽に激熱源泉が毎分数リットルほどかけ流しになっていて、こちらには朝9時前に朝風呂の入り直しで入りました。
宮城 星沼山荘 レストハウス風呂前

41~42℃くらいに適切に給湯量をコントロールされているようで爺っちゃの湯守はいたって確か、湯あがりに温くなかったか聞かれましたがベリーグッド感満点だったのです。
なおシャワーなし湯蛇口なし、シャンプー・ボディーソープなし、石鹸ありです。
宮城 星沼山荘 レストハウス浴室

ヌルツル度は自分の感覚では羽根沢に迫りますが、前回感じたほのかな硫黄臭は湯脈が変わったからかたまたまのコンディションなのか、感じ取ることはできませんでした。それでもその後翌日くらいまではお肌スベスベ感が持続しましたね。

炊事は山荘廊下沿いに2~3か所流しと無料2口コンロテーブルがあって、鍋少々、調理器具少々、食器は部屋に少々、箸はなぜかほとんどなしといった感じです。
宮城 星沼山荘 炊事場
宮城 星沼山荘 炊事場

冷蔵庫は106号室にはあって電子レンジなし、食器洗い洗剤ありです。

今回は道向かい・玄関から徒歩150mほどの上野食堂は、前後のスケジュールの関係でご利用を諦めました。
当店朝7時からやっているハズなので朝ラーに後ろ髪をひかれる思いだったんですが、あの腰の抜けかけた柔らかめラーメンは健在なのか、結構味わいたい思いに駆られるのです。

今回は急に泊まる気になって前日予約しいつまた湯が枯れるかわからないのでじっくり味わって滞在しましたが、逆にいえば思い立ってすぐ問い合わせて泊まりに行くほうが空振りを食わずに済みそうで、先々の予定を立てるには使いにくい宿といえるかもしれません。
朝風呂が山荘側が低温、レストハウス側が適温だったことはたまたまなのか不明です。
今回も宿泊者はいなさそうというか、なんだか山荘の奥のほうの部屋に住みこんでいるようなおばさんを見かけました。
近くの温泉宿の従業員さんとかなのかなぁ、と思ったりします。

思い立ったときに(湯さえ枯れていなければ)即断即決で泊まりに来る宿、というのも面白いかもしれません。
後継者がいそうな雰囲気ではないし、湯も途切れがちなので少なからず将来心配なんですけど、引き続きお元気にヌルツル湯を提供し続けて戴きたいものです。
すこし好き嫌いが分かれるかもしれないのはとにかく猫だらけなことで、うかうかすると山荘の廊下に出没したりもします。
レストハウスの玄関のところはもちろん少なからず猫臭いので、臭いに敏感な人はキビシいかもしれないですからそのつもりで。
宮城 星沼山荘 帳場の猫

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