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夏油温泉観光ホテル
東北(岩手県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
北上 夏油温泉

≪2018年05月宿泊≫(1泊)

今年もはや5月中旬、年始のあいさつ回りをしないといけない宿が結構多くて張り合いがあるような困ったようなで、こちらにも半年超で久しぶりにお邪魔することにしました。

当然ながら自炊素泊まりの@3500+消費税¥280+入湯税¥150のしめて¥3930で1泊、携帯電波状態の良い駐車場側の部屋を指定したのは宿泊前日でしたが、ここ数週間はホームページの予約画面だと土曜夜でもなければそこそこすいていて、前日予約でも楽勝です。

到着は14時前、遠く焼石連峰には残雪が輝いて見えるいい日和です。
岩手 焼石連峰

今日は歓迎看板から察して泊りが4~5組くらい、日曜日なので日帰り入浴客は多少あるものの空いているようです。
岩手 夏油温泉
岩手 夏油温泉観光ホテル

部屋は12号室、自炊棟2階駐車場側のなかほどのいつもの部屋だそうで、下足は自炊棟入ってすぐの下駄箱に入れるのはお変わりなしです。
岩手 夏油温泉観光ホテル 玄関
岩手 夏油温泉観光ホテル 自炊部下足箱

外鍵つきの部屋の木の引き戸をあけると踏み込み1畳に客室武6畳、20インチくらい6チャンネル映る無料地デジテレビ、食器棚とコタツと湯沸かしポット、アメニティはティッシュペーパーがあるだけの部屋です。
岩手 夏油温泉観光ホテル 12号室

コタツは、今回はさほど寒くなかったので使わずじまいでした。
岩手 夏油温泉観光ホテル 12号室

コンセントはテレビ下に2口×1で、三又ソケットなど持ち込まないと少々不自由するでしょう。
窓はシングルガラス網戸入り、薄手のカーテンがかかっていてすぐ近くを流れる川の音もほど良く聞こえるし、毎度なかなかナイスです。
岩手 夏油温泉観光ホテル 12号室内
岩手 夏油温泉観光ホテル 12号室内

セルフ敷き布団は木綿敷き布団+羽毛掛け布団+毛布が2セット押し入れに入っています。

男女別内湯は例によって18時過ぎに男女がチェンジするルールで、1泊で両方の浴槽に入りたければそれまでにチェックインしてひと風呂浴びて入れ替えを待つ必要があります。
岩手 夏油温泉観光ホテル 内風呂アプローチ

ここの浴室は風情がある木造でことのほか風情があって、チェックイン日は内湯向かって左側(蛇の湯側)浴場が男性湯です。
岩手 夏油温泉観光ホテル 内風呂入り口前

脱衣所から浴室への扉から、1mほど階段下がって浴室フロアになります。
岩手 夏油温泉観光ホテル 左内風呂

シャワー付き混合水栓2基と湯・水蛇口4セットがある洗い場にはシャンプー、ボディーソープあり、石鹸なしです。
その先には4m×3.5mくらいの手前側熱湯槽と温湯槽があり、それぞれ43℃ほどと42℃ほどで、今回はおもったほど熱・温浴槽温度差はありませんでした。
2時間ほど入浴したのですが、今回は湯につかっている時間より浴槽脇で涼みながらうたた寝しているほうがかなり長かった感じです。

露天風呂は玄関から外に出て、駐車場から自炊棟の下にもぐった先に男女別があります。
岩手 夏油温泉観光ホテル 露天アプローチ

湯温は42℃、脱衣所出たところあたりの造作に少し手が加わって、少しシャレオツなムードが出た感じです。
岩手 夏油温泉観光ホテル 露天風呂前

可能であるなら湯温39℃ほどに調整してもらえれば新緑を愛でながら長風呂できるのですが、ブヨの小さいのも飛び始めていて涼んでいると刺されそうだからそこそこで切り上げました。
岩手 夏油温泉観光ホテル 男性露天風呂

貸切露天の新太郎の湯まで出るのは面倒だったので今回もパスで、覗きもしていません。

自炊棟1階の供用炊事場はお変わりなかったけど、片手なべ×1とフライパン×4とフライパン蓋1枚、薬缶×1、調理器具(おたまとかフライ返しとか)なし、包丁まな板あり、食器洗い洗剤あり、食器はそこそこあり、といった充実度です。
岩手 夏油温泉観光ホテル 自炊部調理場

2口IH調理器とカセットコンロ1台、電子レンジにオーブントースター、冷蔵庫はあります。
岩手 夏油温泉観光ホテル 自炊部調理場

鍋や調理器具はお願いすれば貸してもらえると以前聞きましたが、今年はHPや予約受付メールには「食材・調味料・調理器具・食器は各自でご準備下さい」と明記されているので、基本的にそのつもりでいるほうがいいかもしれません。
岩手 夏油温泉観光ホテル 自炊部調理場

今回のディナーは鶏ハラミ焼き、アカザラ貝焼き、赤海老と豪華に組み立て、一人盛大に晩酌を執り行いました。
岩手 夏油温泉観光ホテル 夕食

翌朝の内風呂は向かって右側(正確には18時頃にチェンジですが)が男性浴室になります。
岩手 夏油温泉観光ホテル 右内風呂

やはり脱衣所・浴室の扉から1mほど下がって手前から3m×3mほどの長寿の湯(宿泊当日43℃くらい)、直径2mほどの円形の金運の湯(入浴客が好みで給湯・加水)、いちばん奥に5m×6mくらいの白猿の湯(訪問日42℃くらい)があります。
岩手 夏油温泉観光ホテル 右内風呂
岩手 夏油温泉観光ホテル 右内風呂

当然ながら金運の湯を38℃ほどの自分好みにしていちばん長くはいったのは言うまでもありません。
岩手 夏油温泉観光ホテル 右内風呂

シャワーは源泉利用で混合水栓が2基、シャンプー、ボディーソープありですが、カルシウム分の多い源泉なので泡立ちは良くありません。石鹸は今回は見当たりませんでした。

脱衣所外の自由にお飲みくださいのウォータークーラーは相変わらずけっこう冷たくて美味い水が入っています。

山奥だからどんだけ寒くてどんな防寒対策をすればいいのかわからないので、とりあえずダウンベストは持ってはいきましたが、よく考えたら桜もすでに散り終えていて新緑まっただ中な5月中旬、下界とさほど変わらない感じでしたね。
岩手 夏油温泉観光ホテル 残雪

トイレは自炊棟1階には男女共用水洗が1箇所あり、トイレ内装にもまた少し手が加えられているし洋式温熱便座シャワートイレだし、清潔感がアップして使い勝手が良くなった印象です。

内湯の風情の良さとさっぱりした入りやすい湯質は結構高い評価をしてもいいと思いますが、石鹸の泡立ちが悪いのだけ個人的にはイマイチですね。
帳場付近ではWiFiも利用可能だそうだけど、どうもスピードでないしやや不安定な印象でした。

今回はカメムシは見当たらず、のんびり過ごすことができました。
岩手 夏油温泉観光ホテル 遠景
岩手 夏油温泉観光ホテル 入畑ダム湖

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