高東旅館
東北（宮城県）格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
大崎 川渡温泉
≪２０１９年１２月宿泊≫（１泊）
令和元年ももう終わっちゃうなぁと、ネット予約し、自炊一泊＠３９３０＋消費税￥３９３、入湯税が￥７０で締めて￥４３９３でちょっと一息つきに出かけました。
なにしろずっとデスクワークだったから、血の巡りが滞ってアイディアの連鎖反応が滞った感じでしょうか、ちょっと強制的にリセットを発動したくなったのでした。
当宿、Ｊゃらん予約状況を見ると年末押し迫る頃は満室らしいけど、最終週の前週だと全然余裕があります。
まぁそういう娑婆の景気なのかガラ空きもどうかとは思うんですが、混んでないのは個人的にはくつろげて有難いって感じです。
チェックインは１３時で申し込んで、古川で食事して岩出山で食材調達し、１５分ほど早く到着しました。
暖冬の見込みな今冬なのですが岩出山過ぎてナニゲに雪がちらついてきて、あれ～今シーズン初めての雪ドライブだ～とか思いながら、ワイパー回転数を上げての到着です。
雪が舞ってた割には全然積もっていないお宿に到着で、例によって自炊棟から入館して、旅館部奥の帳場に案内を請います。
館主にご案内いただいたのは前回と同じく１０１号室、２フロアに各７～８室ある南向きの自炊滞在用の一室でした。
外鍵のかかる木扉をあけると踏み込み０．５畳、そのまま６畳敷きの客室で窓際板敷き濡れ縁２畳がついて実質８畳だから結構広々です。
踏み込みの横が衣装入れと押し入れと荷物置きスペースになっていて、結構それなり機能的な構造です。
室内設備はちゃぶ台、お茶セット、無料１９インチほどで６チャンネル地デジが映る壁掛けテレビ、ファンヒータ、１２０リットルほどの２扉冷蔵庫で、押し入れ下物入れ内に扇風機が収容されています。
濡れ縁部に洗面があって、室外に出なくても洗顔とか簡単な洗い物とか用が足せるのはかなり便利な気がします。
洗面上部にはエアコン、濡れ縁逆側に２～３人分としてはやや少ない食器を収めた作り付けの食器棚があります。
窓はダブルガラスでしっかりしたカーテンがかかっていて、網戸も入っています。
自炊宿泊コースなのに浴衣あり、もっともほかにアメニティは一切ありません。
押し入れにはマットレス、木綿敷布団、木綿掛け布団、毛布が２セットあります。
コンセントはＴＶの下に２口×１（ＴＶと冷蔵庫用）、洗面横に２口×１、食器棚下に２口×１（一口ファンヒータで使用）、そこそこ多くて使いやすい感じです。
数多の自炊宿に泊まった経験からすると、結構小ぎれいさと機能性でポイント高いです。
荷物搬入、寝具設営が完了したらなにはともあれまずはお風呂です。
風呂は旅館棟１階に男女別と貸し切り家族風呂があります。
男性浴室には２．５ｍ×２．５ｍくらいの∩（弾丸形）・給湯量数リットル／分の浴槽があります。
今回は泊り客は自分の他にはお一人で、風呂は結局ずっと貸し切りだったので、毎回それなり加水して４０～４１℃くらいでぬるめの湯を楽しみました。
チェックイン当日は１．５時間入浴ののちいったん夕食材を仕込んでまた１時間、翌朝１時間＋チェックアウト前に小一時間、ってな感じです。
今回も緑茶ペットボトル飲料を連想する透明な緑色で、かすかにアブラ硫黄系の臭いです。
ややピリピリしてのぼせやすそうな、でも上がるとすっと冷める系の湯のような感じで、やはりちょっと自分の好みとは違うかなぁ、という感じではあります。
慢性疲労かもしれないけど結構疲れる湯なのかもしれなくて、夕食後しばらくの間魂が抜けてしまいました。
シャワー付き混合栓×１基はありますが石鹸の類は一切ありません。
貸切家族風呂は１．５ｍ×２ｍくらい、四角くて男性浴槽より気持ち熱い湯で、まぁ同じ湯でしょうからスルーしました。
共同炊事場は電子レンジ、オーブントースター、炊飯器、調理器具少々、プライパンとか鍋釜類と一通りあり、水蛇口２・湯蛇口１、無料コンロ３基、食器洗い洗剤もあってこちらも使い勝手はなかなか良いものです。
晩酌はあまり凝らず赤魚の粕漬けとか豚テキとか、パスタサラダとか野菜のクリーム煮とか、手をかけずに軽めに済ませました。
たっぷり水分補給したのはいうまでもありません。
こちらのお宿では家族風呂脇には洗剤備え付け洗濯機もあり、長期滞在客の健康維持のためかトレーニング室もあります。
トレーニング室というか談話室というかにはＷｉＦｉ親機もあって、距離も近いので自室でストレスなくYoutube動画を楽しめるのが高ポイントです。
自分的には少し泉質が好みでないけど、冬季暖房料の請求はなくてわりと新しめ小奇麗な宿なので、居心地はまずまずです。
今年最後の温泉をゆっくりめでて撤退したのでした。
昨年の同時期には宿の外は結構な積雪だったけど、今回は水たまりが凍結しこそすれ、全面的に地面が見えてスノードライブとはほど遠い撤収でした。
