夏油温泉観光ホテル
東北(岩手県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
北上 夏油温泉
≪2020年10月宿泊≫(1泊)
今期は11月半ば近くまで営業するらしくて、でもまぁ差し迫ってあわただしく訪問するのもどうだかなぁと思い、10月下旬に早めの年末のご挨拶訪問です。
こちらGoTo対象宿なのですが、宿の公式ホームページから宿泊予約入れたところGoTo適用するためにはじゃらんで予約してねと折り返しで電話が入り、公式予約を取り消して予約しなおしたのでした。
自炊一人一泊@3850+入湯税¥150の都合¥4000のところ、GoToディスカウントで▲1347で精算額は¥2653です。
¥3850の15%は¥577なので、四捨五入で額面¥1000のGoTo地域共通クーポンがいただけて、実質¥1653で温泉を満喫できて、感謝感激ありがたやです。
当日はいつものように北上で昼食と食材仕入れののち、夏油目指して走ります。
入畑ダム湖はいつもより少し水が少なくて、でも見上げる山肌はかなり彩り豊かになって、山に分け入るほどに1km走るごとに秋が深まっていきます。
紅葉にぶつかって混むのが嫌でなるべく避けるようにしてはいますが、やはり鮮やかな紅葉を見ればよくぞ日本に生まれけりと思うのです。
半年弱ぶり変わらぬ雰囲気の玄関をはいってチェックイン、今回は13号室へのご案内だそうで、勝手はわかってるよね?みたいな感じでセルフ入室します。
靴は自炊棟入った右脇の下足箱に入れるルールですが、今回も玄関わきの棚に入れてノープロブレムでした。
部屋は自炊棟2階一番奥左手の角部屋、外鍵つきの部屋の木の引き戸をあけて踏み込み1畳+客室部6畳、備品は22インチ6チャンネル映るであろう無料地デジテレビ、湯沸かしポット、棚、炬燵、アメニティはティッシュがあります。
コンセントはテレビ下に2口×1だけで、コタツとか扇風機を使うと残1口なので三又ソケットなど持参しないと不便だったりします。
窓はシングルガラス網戸入りにしっかり厚めカーテンがかかっています。
一方は少し大きめの窓で丈の短いカーテンが、もう一方の窓は少し小さめ窓で長尺のカーテンがかかっていて、入れ替えればいいのになぁと思います。
窓の外に見えるブナの森は両側とも紅葉がピークで、山奥の晩秋の訪れもほどなくです。
セルフ敷き布団は木綿敷き布団+羽毛掛け布団+毛布が2セット押し入れに入っていました。
ちなみに自炊棟2階廊下に冷蔵庫が新設されていました。
飲料を手軽に冷却する滞在客ニーズに対応したのでしょう、こういうちょっとした機能的な改良は大歓迎です。
寝具をセットしたらまずは風呂ということで、露天に向かいます。
本館と自炊棟の間の露天風呂に降りる通路は、また少し整備されて歩きやすくなっていました。
露天は40~41℃の絶好温度、紅葉をめでながら入るヌル湯は最高です。
浴槽に湯が満タンでなくて、どうも湯を入れ替えたところらしくて、新鮮な湯だから得した気分です。
1時間ほどで湯から上がった足で内湯攻め、この日の男性浴室は左側蛇の湯のほうです。
自分と前後して入浴客が一人、1時間ほど入って最後の10分ほど貸し切りでした。
湯温はやはり窓側が41℃ほど、入り口側は43℃くらいでした。
当宿は毎日18時頃に男女浴室が入れ替わります。
内湯を出たらもう17時近かったのでこの日の入浴はおしまいにして、そのまま夕食調理から一人宴会に突入です。
自炊棟1階の共用炊事場はお変わりなく、鍋釜・調理器具はそれほど多くはないものの無料2口IHヒーターとカセットコンロが各1台、電子レンジ2台、冷蔵庫、フライパン3枚に鍋数個ほどと食器はそこそこあり、包丁あり、まな板1枚、食器洗い洗剤ありといった感じです。
自炊客はいつも自分だけなので、設備は多くはないけど十分なのです。
部屋にこたつがあるので、そこそこ冷え込むもののストーブレンタルするほどではありません。
昼食ちょっと食べすぎたので、焼肉少々、鮭塩焼き、野菜炒め、カニマカロニサラダと軽めの肴に水分たっぷりの夕食です。
翌朝の気温はたぶん一桁前半、6時半行動開始で昨日と入れ替わった内湯の白猿の湯のほうに突入です。
どうも昨夜は自分以外に自炊部で2組、旅館部にも宿泊客がいたようなのですが、朝風呂はだれも顔を合わせませんでした。
長寿の湯42℃、白猿の湯42℃で、44℃くらいだった金運の湯を39℃くらいに割って、結局金運に1時間くらい入っていました。
せっかくだし昨日印象の良かった露天にも行ったのですが、44℃強まで温度が上がっていて、我慢して入ったものの数十秒で撤収しました。
チェックアウト前に今年の名残と内湯にチャポンと5分ぐらい浸かって撤収し、道路沿いの紅葉をめでながら娑婆に戻ったのでした。
清算でいただいたGoToクーポンは仙台に帰ってドンキホーテでレギュラーコーヒーと肉に変身しました。
相変わらず旅行土産などにはこれっぽっちも興味がわかないのです。