夏油温泉観光ホテル
東北(岩手県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
北上 夏油温泉
≪2022年05月宿泊≫(1泊)
そんなことしてる余裕あるんかいと自己突っ込みしつつ、年賀のご挨拶をしに来た5月中旬・今年の営業2日目一泊です。
とりたててスタッフと仲がいいとか湯質がいいとか自分には心当たりないにしてはちゃんと来てるから、やはり結構気に入ってるんかなと思う自炊一人一泊消費税込み@3850+入湯税¥150です。
北上で昼食から夕食仕入れを経て、遠くに雪がまだらな焼石を望む入畑湖の初夏っぽい風景を愛でたりしながら、見通し悪いギリすれ違えるかどうかなアクセス道路を飛ばしてようやく久しぶりの夏油です。
宿前の足湯は、昨年は確かギリシャローマ系の胸像があったはずだけど、コンセプトが変わったかアフラックになってます。
毎年おもしろい宿です。
支配人に聞けば今年は雪害で3階までかなりなダメージがあったらしいです。
常連さんだからそんな話してくれたんでしょうが、どちらかいうとあまり興味ない話でしたが。
今宵のお家は12号室、知ってるよね?な感じで渡り廊下を自炊部に向かい、セルフ入室になります。
靴は素知らぬ顔で玄関わきの下駄箱に入れます。
12号室は外鍵つきの部屋の木の開き戸をあけて踏み込み1畳+客室部6畳、備品は22インチ6チャンネル映る無料地デジテレビ、湯沸かしポット、棚、鏡台、炬燵、アメニティはティッシュがあります。
コンセントはテレビ下に2口×1だけで、コタツとか扇風機を使うと残1口なので三又ソケットなどタコ足マストです。
窓はシングルガラス網戸入りにしっかり厚めカーテンがかかっていて、窓の外に見えるブナの森はところどころ雪を残しながらも新緑で生命感満点です。
セルフ敷き布団は木綿敷き布団4枚、羽毛掛け布団1枚、毛布が2枚でかなり枚数に偏りがあります。
入室して宿泊の儀、具体的には寝具を敷いて布団乾燥機を仕込んだらなにしろ風呂、帳場から湯上りコーナーを過ぎ渡り廊下を経て内湯攻めです。
今日は男性浴室は右側白猿の湯になってました。
当宿は毎日18時頃に男女浴室が入れ替わります。
先客2人が出て、しばらく貸し切りになります。
長寿の湯45℃、白猿の湯42℃、やはり一番落ち着くというか好き放題できる金運の湯をバリバリに加水して40℃弱で1時間強寝落ちしたまま至上の幸せに浸ります。
髪をあらったのちに露天攻め、今年の営業始まって間もないから入浴客もなく、好みの温度にしてブナ林と心を通わせます。
夕食調理から一人宴会に入るのですが、共用炊事場のIHヒーターは一口になってカセットコンロもなくなり、電子レジは2台になったのですが自炊客にはなぜか厳しい年の初めです。
夕食は前から狙ってたテイクアウトの生ホルモン屋で仕入れたモツ200グラム、レバー100グラム、生サガリ100グラムをメインにこれらを野菜炒めにトッピングし、しめ鯖、厚揚げと健康に不可欠な水分でした。
この場所この時期にしては暖かくて、美味しくくつろげる晩酌でしたが、実はなぜか部屋に座布団がなくて、隣室から略奪してきました。。
翌朝は6時アラームの20分ぐらい遅れて行動開始、まずは内湯で体を覚醒させます。
今日の男湯は左手蛇の湯側、大きな浴槽が2槽あるほうです。
いつも手前側が熱くて窓側が温め、今日は手前42℃窓側40℃のいい塩梅でした。
小一時間蛇の湯を吸収しいったん軽い朝食に戻り、撤収の準備もして、8時過ぎから10時前まで露天風呂を満喫します。
ほぼブヨは飛んでないいいコンディションを満喫できて、満足な新年のあいさつ回りになりました。
その他気づいたこととしては、カメムシは2匹出現しただけです。
自炊部のシャワートイレが故障なのですが、どうも去年から故障してるような気がしてなりません。
共用炊事場のカセットコンロは何者かが持ち出していたようで、支配人に戻しておくよう要望しておきました。