夏油温泉観光ホテル
東北(岩手県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
北上 夏油温泉
≪2022年10月宿泊≫(1泊)
当地の10月末は2022年の終盤、すごく浴感に特徴があるでないものの、来年GW明けまで来れないというわけでしばしお別れの自炊一泊¥3850(うち¥350消費税)+入湯税¥150しめて¥4000です。
全国旅行割は10/11時点でフライング予約で使い切って残枠なし、モラルに課題ありでした。
紅葉は入畑湖の上あたりが絶好調、夏油温泉までくるとピークを過ぎてはいるものの、紅葉を期待した観光客が入れ替わり立ち代わりウロウロしている感じです。
けっこうな台数の数の車とすれ違ってここまできたのが15時前、宿前にも10台近く車が停まっていて、まぁシーズンだからにぎやかなのも仕方ないでしょうとチェックインします。
ご案内は今回も12号室、今回は自炊部客も何組か予約が入っているようです。
下足は自炊棟入った右脇の下足箱に入れるルールですが、今回も玄関わきの棚に脱ぎ捨てて特に咎めだてされませんでした。
当宿では冬季ストーブレンタルは@500かかりますが、必要か聞きもされず必要とも思いません。
いつもの部屋は外鍵つきの部屋の木の引き戸をあけて踏み込み1畳+客室部6畳、備品は20インチくらい6チャンネル映る無料地デジテレビ、食器棚とコタツと湯沸かしポットと扇風機、アメニティはありませんでした。
コンセントはテレビ下に2口×1だけで、コタツとか扇風機を使うと残1口なので三又ソケットなど持参しないと不便だったりします。
窓はシングルガラス網戸入りにしっかり厚めのカーテンがかかっていて、窓の外に見えるブナの森はやはり紅葉ピークをわずかに過ぎたくらいでしょうか。
セルフ敷き布団は木綿敷き布団3枚+合繊掛け布団1枚+毛布が2枚押し入れに入っています。
例によって寝床の設営を終え、まずは15時過ぎに内湯に出撃します。
当宿は18時頃に内湯が男女チェンジするのですが、今日の男性湯は右側白猿の湯です。
日帰り客とか泊り客がかなり途切れず、1時間ほど3槽ある浴槽をハシゴします。
白猿の湯、長寿の湯とも43℃ほどで、むろん一番長湯したのはいうまでもなく好きに加水温度調整できる金運の湯でした。
そのあとはお決まりの露天出撃です。
昨夜国見温泉の湯を堪能していたのでさほどガツガツせず、40分ほど夏油の紅葉を愛でたのですが、その間にも2~3組が出たり入ったりで、彼らはいいったい何を急いでいるんだろうと思わずにいられません。
17時前から今日の夕食づくり開始です。
自炊事場は、鍋釜・調理器具はちょっと少なくなった感じで無料IHヒーター1基とカセットコンロが1台、電子レンジ2台、冷蔵庫、フライパンや鍋少々と食器はそこそこあり、包丁あり、まな板1枚といった感じで、往時より設備手薄になったのは本気で自炊する客が減りつつあるのかもしれないです。
昼がボリューミーだったから意外と胃に残っているので、今日はトンテキ2枚、鮭切身、スーパーで買ったマカロニサラダと野菜炒めとライトにして、水分だけは入浴で喪失した分を必要十分に取得しました。
いい塩梅に湯疲れして21時に入眠、健康的です。
翌朝は6時に覚醒し10分ほどして行動開始、室内温度10℃の朝で窓はかなり結露しているものの、小型加湿器を使っているので室内乾燥ノープロブレムです。
まずは内湯に突入、今朝の湯は向かって左の蛇の湯側になります。
窓側が40℃、脱衣所側が45℃でむろん窓側で体を温めましたが、7時過ぎまで小一時間いる間ほとんどお客さんがいて、貸し切りになったのはほんの数分でした。
軽く朝食しにあがって、自炊場に3人も人がいたを見たのは前代未聞の混雑でした。
8時過ぎから9時半まで〆の露天を満喫し、道すがら紅葉を愛でながら撤収しました。
今年は第2・第4木曜日は定休日になって日中浴槽掃除をしていたのだそうで、早朝か夜なら入浴できるからそれでよければ連泊は可能だしチェックアウトもOK、定休日はチェックインと日帰り湯はNGだったのだそうです。
たぶん来年もそういう運用になりそうな口ぶりでした。