夏油温泉観光ホテル
東北(岩手県)格安温泉宿泊・自炊・湯治おぼえがき
北上 夏油温泉
≪2023年09月宿泊≫(1泊)
まだ秋は浅くて湯治絶好の季節ではないけど八幡平大深温泉が冬季休業になる前に泊まりに行った9月末、仙台からダイレクトアクセスも疲れるから国見温泉を前泊アタックキャンプにしたわけですが、大深から仙台まで走ったら疲れ果ててせっかくの湯治が元の木阿弥だということで、こちらを中継地点にしてから帰仙することにしました。
自炊湯治本体価格@4400に入湯税が¥150,消費税¥400の締めて¥4550の一泊、エラく高くなったものです。
今宵の食材の仕入れとかに思った以上に時間がかかって、入畑湖までたどり着いたのが14時過ぎ、それから15分ほど要してようやく夏油到着です。
娑婆はまだ25℃もあって、当地もまだ紅葉の気配さえもありません。
宿前の足湯はなんとなく打ち捨てられた風にも見えて、でも湯は入ってて営業停止したわけではなさそうです。
さっそく入館、ロビーに日帰り風な4~5人がたむろしています。
チェックインしながら聞くと、今日は自炊部泊4組四人のなかなかなご繁盛で、そのうち自炊は自分含め2人だそうです。
もう一人の自炊客は遅着になるらしくて、炊事場の競合は気にしなくてよさそうで当日の算段が決まります。
必要十分な情報収集と正しい判断が、ロスタイムを最低限にするわけです。
常連だから知ってるよね?みたいな感じでセルフ入室するのはいつもの12号室、自炊棟2階駐車場側の6畳間です。
部屋は外鍵つきの部屋の木の引き戸をあけて踏み込み1畳+客室部6畳、備品は20インチくらい6チャンネル映る無料地デジテレビ、食器棚とコタツと湯沸かしポット、アメニティはありませんでした。
いつでも暖をとれそうなコタツながら、さすがにまだ必要ありません。
今回の宿泊は秋田駒や八幡平で温泉巡り2泊したあとなので、温泉渇望感はそこそこ落ち着いていて、なので内湯は写真をいただいて軽く入っただけでしたが、思いのほか温い湯で貸し切りでいい塩梅でした。
続いて入った露天はやや熱めで加水して適温にしたところに後客が一人来て、小一時間寛いであがりました。
夕食のため入った調理場にはカセットコンロ×1、IHヒータ×1、電子レンジ×2、炊飯器×1といった設備状況で、本気で自炊する客への対応が弱まってる感はあります。
それでも鍋やフライパン、それなりの調理器具、食器はあるので、本気で料理するのでなければさほど問題はありません。
夕食は、八幡平で仕入れたホルモンを混ぜ込んで焼きそば、同じく八幡平で仕入れた生ソーセージを茹でたやつ、カツオのハラス、野菜炒め、必要十分な水分、といったところで、今宵も充実な夜となりました。
今回の寝具は枕がポリエステルのフワフワのやつで、しっかりした枕が好きな人は寝つきが悪いかもしれなくて、自分の枕を持ってくるのがいいかもしれません。
さほど寒くはないと思っていましたが、さすが山の中で深夜それなり気温低下したようで、空気が乾燥して喉がイガイガになりかけ慌ててマスクをして寝なおしました。
翌朝アラームによる覚醒は6時前、外気温15℃でもう少し低温なほうがいいが仕方ないと思いつつ、30分ほど露天で体にスイッチを入れます。
軽い朝食と撤収準備ののち、8時前から男女入れ替わった内湯に出撃し、40℃ほどのいい塩梅だったので9時半までのんびりしました。
8時半から20分ほど後客1人、9時頃から2人連れが入ってきたほかは貸し切りでした。
宿を撤収したのは10時、今年は紅葉が遅いそうで、雪も遅いかもしれないとのお話でした。
岩手県北侵攻の中継地点としては程よい位置ではあるけど、自分にはやや刺激が乏しくさほど湯が好きでもなく、その割に結構な宿泊料金にもなってきて、今後のリピートはやや微妙かなぁと思います。