菊地旅館
(おおむね基本情報)
場所、アクセス
菊地旅館は このあたり(新規ウィンドウ)
国道47号線で鳴子温泉郷を過ぎ、中山平温泉郷にはいってすぐを左折して降りていったほぼいちばんどん詰まりのところ。仙台からは一般道・古川経由で2時間くらいかな。
営業期間等
通年だろうとは思う。
宿泊日(平日)当日昼前に宿泊問い合わせ電話を入れたら今チェックインしてもOKと言われたが、いつもそうかどうかは不明。チェックアウト時間詳細不明
宿泊料金
宿泊は自炊に限り受け入れしており、宿泊料@3500、入湯税¥70、消費税¥280の、1泊しめて¥3850。
風呂
<男女別浴室>
いちおう泉質表示には男性浴室とは書いてはあるが実質混浴だろうと推定される浴室は、2m×2m弱の内湯浴槽が2槽ある。
一方は温度低めの42℃くらい、もう一方は45~46℃のいずれもいわゆるアルカリ単純泉。
湯の華が大量に出るために一方の浴槽への給湯を多くしているというような掲示があった。
無加温・無加水・消毒なし・完全かけ流しを明示しており、湯に相当なこだわりがあるようだ。
水蛇口が2基とその脇に湯蛇口(に思えるもの)が3基あるが、湯は出なかった。
シャンプー・石鹸あり。
入浴者がいなかった女性浴室は、2m×1mくらいの浴槽に45~46℃のアルカリ単純泉。
女性脱衣所には入り口と別の扉があって、どうもそこから混浴室に移動できる模様。
<効能(泉質別適応症)>
高砂湯(単純温泉)
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周辺の買い物・飲食処
<買い物>
周辺にはあまり買い物や食事できそうなところはなさそう、確実に仕入れを行いたかったら鳴子で、と館主からも念押しされた
※2015/10 鳴子ウジエスーパーが閉店したのでそこそこの買い物は岩出山が最寄りになった※
<食事処>
徒歩圏には無いんじゃないかなぁ。
食事
自炊のみ受け入れ
飲食物持込
OKだ
共用設備など
<炊事場>
使えそうなガス台が少なくとも4台(コンロ8口)、電熱グリル・鍋釜類はある。電子レンジは見当たらなかった。
流しもそこそこ広く、調理器具類・食器洗い洗剤・スポンジもある。
3扉300リットルクラスの冷蔵庫は宿泊時は故障中だそうで、氷の入ったクーラーボックスの貸し出しがあった
食器類と電気炊飯器は客室内に用意いただいていた。
<トイレ>
男女共用・久しぶりに見た汲み取り式。トイレ入り口に拭き紙があるのだが小部屋にはないので、くれぐれも忘れずに持ち込むこと。
<洗濯機>
女性浴室脇にあったが使えるかどうかは不明
その他の情報
中山平温泉郷HPによれば当宿は宿泊湯治・休憩専門と表示されている
このあたりの古い湯宿に見られる、客室奥の床上に鉄パイプが通してあってそれに温泉湯を通して室内を暖房するシステムなのだが、湯が通過する音が遠くの海の潮騒のようでナニゲに和むのである。
すぐ裏のあすか旅館は結構車も停まっているのに、丑三つ時にナニかが出たりするってぇ訳でもあるまいが当館はほとんど来客がないようだ。
FOMAは中継局が遠いようで少々データ通信速度が遅い
6チャンネル映るテレビはあるが視聴は別料金
全般的な宿泊所感
中山平温泉では、つるの湯と並んでもっとも幹線道路から離れたお宿と言っていいだろう。
館主はとても湯にこだわりをお持ちなようだが、客は少なくて若干商売プロモーション姿勢に改善の余地があるのかもしれない。
いわゆる典型的なアル単のお湯だが、客は少なく風呂は独占できるし静かだし居心地のよさは格別で穴場とも言える。
そういえば昭和の昔の田舎の家ってこんな感じだったよな~、と思う宿である
公式インターネットサイト
菊地旅館の公式ホームページは見当たらず