新岡温泉
(おおむね基本情報)
場所、アクセス
新岡温泉は このあたり(新規ウィンドウ)
東北自動車道大鰐弘前インターチェンジを降りて国道7号線から県道109号・260号・3号を走り継いで都合5時間弱くらいかな。
営業期間等
通年? 宿泊時点でチェックイン13時OK、チェックアウト?
宿泊料金
素泊まりオンリーでオール込み@2500。
風呂
<男女別内風呂>
2m強×4mくらいの湯船にちょっとヌルっとする緑色を帯びた42~43℃の湯が毎分60リットルくらいのかけ流しで、少々泡がある(「源泉温度が高いので加水している」との掲示あり)。
湯に日光が差し込むと湯の揺らめきが緑っぽい金色の縞模様に見えてなかなかオツなのだが、かなりの温まり湯である。
湯船はやたら滑るので気をつけよう。
湯・水の蛇口が9セットほどあり、湯の蛇口からは源泉(加水?)が出ている。
シャンプー。石鹸等なし
15時過ぎくらいと18時前頃は結構混むが、青森なのに不思議と朝はほとんど客が来ない。入浴時間は6時~20時。
<効能(泉質別適応症)>
・新岡温泉 再(ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉)
切り傷、やけど、虚弱児童、慢性皮膚病、慢性婦人病
周辺の買い物・飲食処
<買い物>
弘前街中で済ませたほうが無難
<食事処>
あまりリサーチしていないが買い物・食事は徒歩圏内ではなさそう
食事
食中毒を出したらたいへんだからと食事なし宿泊のみ受け入れ
飲食物持込
当然OKっていう
共用設備など
<炊事場>
想像していたよりはるかにマトモ(汗)で、流し、コンロ台、鍋釜薬缶、炊飯器、食器類が2階水場コーナーにあった。でも食器洗い洗剤、包丁まな板、調理器具類はない。
水場コーナー出たところに150リットルくらいの2扉冷蔵庫がある。
宿のばっちゃがいる帳場スペースには電子レンジやオーブンレンジもあるように見えたが、ばっちゃの愛犬がとにかく吠えまくるので、利用は難しいと思う。
いちおう使いやすいところに電子レンジを置いて、流しに食器洗い洗剤を置いとくと良いと進言しておいた
<トイレ>
1階は男女別の汲み取り式、2階は男女共用の汲み取り式
<洗濯機>
使えるかどうかは不明だが1階大広間に向かう廊下にあった
その他の情報
女将というべきか婆っちゃはしばしばいなくなる。まぁ別に珍しいことでもなんでもないようで、常連入浴客は帳場の小窓を開けて入浴料をトレーに投げ込み、まったくいつものように入浴して帰って行くのである。
若干困るのは宿泊することに決めたもの好きな旅行者で、でもそういう時はひとまず上がり込んでゆっくり風呂に入ろう。上がった頃には婆っちゃんも畑仕事から戻ってきている。
全般的な宿泊所感
延々と続くリンゴ畑エリアの中にある閑静なというか、超古びてマイナーで、よほどのマニア・玄人でないと宿泊する気にならない、味わい深い宿である。
湯はいいし地元の根強い支持はあるようだし婆っちゃはまだ元気だけど、この先どうなっちゃうんだろうかと思うと、まさに日本の温泉宿の暗澹たる将来に懸念を抱かざるを得ない、とてもいい湯なのに。
青森なのに朝はほとんど客が来ないのが不思議。
公式インターネットサイト
新岡温泉の公式インターネットサイトはみあたらず