ITコーディネータ システムアナリスト 西川雅樹のホームページ


石楠花荘
 (おおむね基本情報)

場所、アクセス

石楠花荘は このあたり(新規ウィンドウ)
仙台からだと東北道、八戸道、百石道路と高速を延々と乗り継ぎ、下田百石からは一般国道を本州最北端目指してひたすら北上して、むつ市から恐山目指してひた走って恐山の目の前、都合7時間近くの道中か。
ちなみに宿は「霊場恐山」のゲートより恐山寄り・三途の川手前に立地していて、もはや「この世」の宿ではないのである意味、世界中のどんな温泉宿より遠い宿かもしれない(笑)

営業期間等

恐山の開山に合わせているようで、5月~10月の営業だそうだ。確かに、恐山が閉まっている時期には誰もこんなところまで来ないと思う(というかアクセス道路のゲートが閉じられる)。
土産店兼食堂も経営していて、朝7時半くらいからラーメンを食べてるお客さんがいた。恐山の最初のご祈祷が6時半からなので、それが終わる時間には営業しているということなのかな。

宿泊料金

1泊2食@6000 素泊まり3500 朝食つき4500 夕食つき5000。

風呂

宿泊施設突き当たり、洗面所の先にある。洗面所の電灯スイッチがメイン電源を兼ねているようで、洗面電灯を点灯してから浴室電灯をつけるルール。
浴槽サイズのわりに浴室がだだっ広くてやけに殺風景。最近湯温が下がったとのことだが夕方は40℃くらいで自分にはちょうど良い温度。湯に浸かった部位の皮膚が赤らむ、かなり活性が高いと思われる硫黄泉で、3~4人サイズの浴槽に10リットル弱/分の給湯量。
石鹸あり、シャンプーなし。冷水の蛇口が2口あるだけでシャワー・給湯なし。
朝風呂は気温が下がったからか36~37℃くらいで少々寒かったので、6月・9月あたりがのぼせなくてちょうど良いシーズンなのかも。

<効能(泉質別適応症)>
・-

周辺の買い物・飲食処

<買い物>
石楠花荘(売店&食堂)のほかは最寄は1kmはなれた恐山お土産屋&食事処、娑婆(というか現世というか)の店は優に10kmほど離れてると思う <食事処>

食事

夕食は女将さんが17:30ころですかねぇ、というのでそれで、朝食は7時ころでしょうかねぇ、というのでそれでお願いした。
朝食は「山登りするお客さんには6:30頃お出ししますけど」とのことだったので、少しは早目もOKか。食堂の脇の座敷休憩処でいただく。
食堂も経営しているので、素泊まり宿泊にしておいて定食を食べる手もありそうだが、置いてあるビールはサッポロのみ。
個人的には、子供のころから親しんだキリンラガーを置いて欲しい。

飲食物持込

お酒等のお持込自由と掲示されている。女将さんと話しながら持ち込み酒を食事処でダラダラ飲んでもノープロブレムだったが、結果少々飲みすぎた。

共用設備など

洗面横に洗濯機が置いてあるくらいでめぼしいものなし。民宿だから多くを求めてはいけない。
トイレは日本古来様式にしていまどき珍しくなってしまった汲み取り式。

その他の情報

(冷や水)
「1杯飲めば10年、2杯飲めば20年、3杯飲め ば死ぬまで若返る」といわれる霊水・冷や水は約4kmほどこの世方向に戻るむつ市寄りの下り車線わきに湧いている

建物向かって左側に食堂の入り口、右側に民宿の入り口があるが、要するに中でつながっていて宿泊客は食堂側入り口から入館するのが通例みたいだ。
置いてあるビールはサッポロのみ。
宿前を大型車が通ると少なからず建物が振動して、「すわ余震か!」と思ってしまう (^^;)
FOMAは圏外。恐山境内は通話可能なのだが、もう一歩のところで電波が届かないのだろう。
駐車は店の前に数台、道向かい・宿横の空き地は数十台はOK

全般的な宿泊所感

ニアリー「あの世」の宿である。なにしろ「霊場恐山」のゲートより恐山寄りにあるのだから。
風呂の湯温が低くてシャワーも蛇口もないが、トイレや部屋がボロッチいが、宿前を大型車が通ると少なからず揺れるが、あの世近い当お宿ではその程度の煩悩は捨て去ることが肝要である。
でも宿の食事は料金にしては充実だし、湯質自体は恐山境内湯小屋の温泉より数段上質だ。
硫黄自体は少々薄めながら湯に浸かった部位の皮膚が赤くなることから、津軽湯ノ沢秋元温泉や岩手国見温泉に匹敵する硫黄の活性度と思われる。

公式インターネットサイト

石楠花荘の公式ホームページはみあたらず

i タウンページ記事

石楠花荘の i タウンページ記事はこちら
(注:i タウンページの地図は2012/04現在まったく宿の所在を示していません)

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