中の湯
(おおむね基本情報)
場所、アクセス
中の湯は このあたり(新規ウィンドウ)
仙台からだと東北道の福島西ICから国道115号線で土湯経由、2時間強くらいか。
国道115号線土湯トンネルを抜けてすぐの、幕川・奥土湯方面への分岐に入ってすぐ。
営業期間等
冬季休業うんぬんの話をきいたことはないので、たぶん通年営業だと思う。
宿泊料金
自炊湯治のみ受入れ、1泊@3300+入湯税¥150+入浴料¥150+消費税¥260 2017/04料金確認
ほかにテレビや冷蔵庫、冬期暖房料などのオプションチャージあり
2017/04追記:過去に宿泊したことがある客しか受け入れしないという運営に変わっている。
風呂
混浴風呂は2浴槽あって霊泉39℃くらい+高温槽41℃くらいと以前より少し熱くなった気がするが、普通の変動の範囲内だとのこと。シャワー、蛇口なし、シャンプー・石鹸なし。
男女浴室間の壁際に限りなく朽ち果てかけた蛇口発見、高温源泉が給湯されているようだった 2017/04
女性浴室には高温槽だけがあって、霊泉に入りたければ混浴側に移動するしきたりだ。
浴室外にはお宿の方の手作りとやらの露天浴槽が2槽。
<効能(泉質別適応症)>
・中の湯(単純泉)
自律神経不安症、不眠症、うつ状態
周辺の買い物・飲食処
めぼしい飲食店・小売店舗とも土湯温泉街あたりが最寄りか。
<食事処>
めぼしい飲食店・小売店舗とも土湯温泉街あたりが最寄りか。
食事
自炊のみ
飲食物持込
自炊だからどんどん。
共用設備など
自炊棟廊下突き当りにある共同炊事場は意外に設備充実。食器類・鍋釜類、調理器具類もたっぷり、食器洗剤・スポンジもあり。
コンロ無料、電子レンジあり。オーブントースターもあったが使えるかどうかは不明
ショーケースタイプの冷蔵庫もあったが、冷媒が抜けているのかろくに冷えてなかった。
浴場近くに洗濯機あり、乾燥機は故障中だったが、5年以上前に日帰り訪問したときも故障中だったような気がする。
風呂は男女共用・水洗の和式+洋式だが、戸の開け閉めがスムーズでなくついイラっとする。
2017/04追記:乾燥機利用可能となっていたが気をつけて使わないとブレーカーが落ちるようだ。玄関上の2階にも自炊施設あり。
その他の情報
(奥土湯)
奥土湯にはほかに野地・新野地・鷲倉・赤湯・幕川の個性豊かな温泉が点在しており、ちなみに当宿は「中の湯」だが、マウント磐梯が上の湯、滝川屋が下の湯にあたり、横向温泉は宿3軒からなる
2008年に建屋改修したのだそうで、改装前の建物だったらとてもじゃないが震災を乗り越えられなかっただろう。
以前宿を切り盛りしていたばっちゃは2008年頃に他界したとのことで、血縁とおぼしきおばさんが仕切っていた
宿正面玄関とは別に自炊棟に非常口があって、常連はそちらから荷物を持ち込むのだそうだ。確かに玄関からの荷物持ち込みは少々距離があるうえ、客室までは7~8mくらい高低差があるので大荷物だとちょっと大変なのだ。
浴室~客室の高低差はさらにあって、足腰弱いご高齢者には少々きついかもしれない。
宿泊当日はまだ蚊がいたので、帳場にお願いして蚊取り線香をお借りしてしのいだ。
FOMAはバリ3で通信可
【標高1040m】
全般的な宿泊所感
霊泉のキャッチコピーが「頭の良くなる温泉」なのだが、未だ実感がないのが残念。
はっきりいって相当boroいので普通のヒトには敷居の高いお宿なのだが、なぜか不思議と客足が途切れていないようだ。まったく世の中には物好きが多いと思う(笑)
くれぐれも、boro宿慣れしていないヒトにはお勧めできない宿である。
2008年に改築したらしくて昔の強烈さは少々薄れたが、改築していなかったら震災で倒壊していただろうからまぁ良しとしよう。
2017年に宿泊した時には敷地入り口に立っていた「頭が良くなる霊泉」の看板は無くなっていて、どうも効能を取り下げたようである。
公式インターネットサイト
中の湯の公式ホームページは見当たらず