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大深温泉
 (おおむね基本情報)

場所、アクセス

大深温泉は このあたり(新規ウィンドウ)
仙台からだと東北道で松尾八幡平インターチェンジを下りて県道45号線・県道23号線のいわゆる八幡平アスピーテラインで八幡平を突っ切って都合3時間半くらいかな。
田沢湖町から北上する手もあるが、ちょっと遠回りではある。

営業期間等

6月の遅くとも第2週~10月20日くらいで、冬季は休業
チェックイン昼すぎ(13時くらい)OK、昼までにチェックアウトすればまったく問題なし

宿泊料金

自炊1泊@2000+入湯税¥150のみ受け入れ。寝具や調理器具類貸し出しは別途料金、電気利用も追加料金
自炊1泊@2200+入湯税¥150のみ受け入れ。寝具や調理器具類貸し出しは別途料金、電気利用も追加料金 2021/09/18

風呂

<男女別浴室>
2mちょっとくらいの木造りの湯船があるだけで、給湯溝にある煉瓦で湯を止めるのと加水蛇口で温度を調整する。湯船の加水、給湯はお客さんにほぼ任されており、浴槽温度は39℃~43℃とその時入っているお客さん次第。
過去の各写真では白濁湯だが近頃はほぼ無色透明(ごくかすかに濁り)大人しい硫黄泉
50年通っているお客さん2人がコメントするには、「2013年シーズン湯温が下がってボーリングしなおした」「2013年くらいから管理人さんが変わって毎日湯を落として清掃張り直しをするようになった」「前はもっと湯の華が強烈だったが、湯自体は変わりない」などなど
蛇口・シャワーなし、石鹸・シャンプーなし

清掃は早朝6時前後

<効能(泉質別適応症)>
・大深温泉(単純硫黄泉)
きりきず、慢性皮膚病、慢性婦人病、高血圧症、糖尿病、動脈硬化症

周辺の買い物・飲食処

<買い物>
周辺には買い物できそうなところはせいぜい後生掛温泉湯治村の売店で、確実に買い物したければ田沢湖か八幡平市のマチナカか、あるいは鹿角花輪あたり

<食事処>
ちょっと近隣で食べられるところはない、ふけの湯か後生掛で食べられるかどうか、という感じ。

食事

自炊オンリー。
だいたい皆さん夕食は17時過ぎから、朝食は7時過ぎからめいめい食事を開始する。

飲食物持込

当然OKっていうか持ち込みが前提。
要確認だが、お宿にお願いすれば買い出ししてもらえそうな雰囲気に見えた

共用設備など

<炊事場>
食器を洗う(少し加温された)屋外洗い場と、食品を冷やしたり飲用にする水源を引いた屋内水場がある。
基本調理の下ごしらえは屋内水場で行うのだろうと思うが、加熱調理はオンドル大部屋内の自分の領地でやっている
オンドル大部屋中央通路沿いの柱(両側3本)には2口コンセントはあって常連さんは炊飯器を使っており、ガスコンロ(持ち込みあるいは有償レンタル)も大部屋内で使っている
当然電子レンジなし、食器・鍋釜類・調理器具類なし、なかにはプロパンガスボンベを持ち込んでいる人もいる
2016/09新オンドル棟の脇に地獄蒸し発見、保証の限りではないが蒸気が直撃する位置であれば75℃以上にはなると思われる

<トイレ>
男女共用・見た目ちゃんとした清潔な水洗だが、浄化槽があるとは考えにくいのだが。。

<洗濯機>
見当たらず

その他の情報

長さ20m弱・中央通路があってその左右に幅3mくらいのオンドル滞在スペースという、お決まりの大部屋客室
2014年営業開始前に2棟あるうち1棟が雪で崩壊してしまって2014/06再建中で、7月くらいには新装開店予定。
事務所脇に一輪車があるので、100mちょっとある駐車場~大部屋の荷物搬送もらくらく
枕・毛布・コンロ・調理器具類のレンタルはあるが敷布団のレンタルはなさそうで、これが当湯治場の湯治文化なのだ
FOMAは2本くらい
一人当たりの領土は幅2mくらい、常連客は柱(コンセント)の位置にしっかり自領土を確保している
6月だと外気温が低いので建物端部は少し寒い
飲用の水はかなり美味い。ここに通って50年のオヤジが秋田一番だと自慢していた
オンドル床の機密性が低いのか結構床から蒸気が上がってくるので、湿気に弱いヒトはちょっとつらいかも
営業は6月上旬から10月中旬くらいだが、実は鹿角花輪の病院が経営しているお宿である
【標高1130m】

全般的な宿泊所感

なんというかシーズン中はオンドル床に採取してきたワラビを広げて干しワラビを生産している泊まり客がいたり、タケノコ皮むきを日がな一日やっていいたり、湯治に来てるのか山菜加工品生産に来ているのか、といった感じもないでもない
隣のおとっつぁんに茹で卵を貰ったりする、後生掛よりこじんまりしている分和気あいあいな感じ
往々にしてこういう湯治宿って客がどんどん減っていていつまで保つか、というところが少なくないが、当お宿に限っては大部屋1棟を再建しているくらいで、まだまだ経営状態は良いように見える。
銭川、後生掛、大深それぞれ違うカラーながら魅力的ではあるが、自分の向き・不向きは別にして大深が湯治元々の雰囲気をいちばん良く残しているようで好感が持てる。

公式インターネットサイト

大深温泉の公式インターネットサイトは見当たらず

i タウンページ記事

大深温泉の i タウンページ記事はこちら(注:所在地も地図も間違っているようですが)

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